良好な人間関係を築く7つのステップ。ジョン・C.マクスウェルのNO LIMITS 「できる人」は限界をつくらないの書評

私は人生の成功も失敗も、その人の人間関係に大もとがあると確信している。「つき合っている相手」を見れば、その人の人となりがよくわかるものだ。これまで、建設的で、有益で、生産的な人間関係を築いてこられなかった人も安心してほしい。これから良好な人間関係の築き方を学んでいけばいいのだから。(ジョン・C.マクスウェル)


People photo created by pressfoto – www.freepik.com

人間関係を良好にする7つのステップ

ジョン・C.マクスウェルNO LIMITS 「できる人」は限界をつくらない書評を続けます。成功者は良好な人間関係を築き、有益な情報を得たり、サポートを受けています。著者は彼自身が実践し、良好な人間関係を長期的に築くために有効だと思う7つのステップを本書で紹介しています。

1、意識して「相手の価値」を高める
2 、「自分自身の価値」を高める
3、「相手の世界」に身を置く
4、「相手のために何ができるか」を常に考える
5、 「裏表のないつきあい」をする
6、「経験」を「素晴らしい思い出」に変えていく
7、「次のレベルに高めてくれる人」を探す

以下一つ一つ著者が実践しているアクションを備忘録として、書き留めていきます。
1、意識して「相手の価値」を高める
「毎日、意識して人々を尊重し、相手の価値について考えなさい。人を信じ、無条件に愛しなさい」という著者の父の言葉が、ジョン・C.マクスウェルの行動指針になりました。相手を尊重し、相手のことを気にかけることができないなら、人と良好な関係を築きません。人間嫌いで、相手に敬意を払うことも、尊重することもできないのなら、成功への道は閉ざされてしまいます。相手を尊重し、その価値を認めているなら、その気持ちは自然と表われ、前向きな人間関係を構築していけます。

2 、「自分自身の価値」を高める
「人に与えれば与えるほど、さらに与えるものが増える」というルールを覚えておきましょう。作家のジグ・ジグラーの「他人が望むものを手に入れる手伝いをしてあげれば、人生で必要なものを自分が手に入れようとする時、彼らが手助けしてくれるだろう」という言葉がきっかけになり、著者は与える人になることを目指しました。人に与えるほど、「与える能力」は向上していきます。自分自身が向上すれば、周りの人を向上させる手助けができますし、自分自身の価値が高まれば、周囲の人々の価値を高めることもできます。その結果、あなたの「人間力」も高まるのです。

3、「相手の世界」に身を置く

私たちは、触れ合いや微笑み、優しい言葉、傾聴、心からの賛辞、ささやかな思いやりの持つ力を過小評価している。これらには人生を180度変える可能性がある。(レオ・バスカリア)

著者は講演会で話す時に、人々の中に入っていき、なるべくゆっくり歩き、握手をして回るようにしているそうです。リーダーは、”お山の大将”になるのではなく、皆と一緒に過ごすことが重要です。リーダーがメンバーのことを気にかけていることが伝わらないうちは、メンバーもリーダーのことなど気にかけないものです。 相手と触れ合う時間を増やせば、人との関係を改善できます。

人との絆があなたの人生を向上させる!

4、「相手のために何ができるか」を常に考える
素晴らしい人間関係を築くには、「人に何かを求める」のではなく、「人のために何かをする」心構えが大切です。自分が手に入れたものより多くのものを人に与える人は、人生でプラス面を伸ばしていけます。

人間関係というものは絶えず変化していく。ほったらかしにしておけば、その関係はしおれていってしまう。だから、常に関係を育み、深めていく必要がある。そして、誰かの人生にプラスになるような人間であり続けるためには、相手を尊重し「価値を高める」という意識を常に持ち続けることだ。

よい関係を維持していくためには、人のためになにかをする努力が欠かせません。

5、 「裏表のないつき合い」をする
■相手の「一番いいところ」を信じる
人は誰からも信頼されていない時よりも、「誰かから信頼されている」と思った時のほうがよい方向に変わっていけるものです。 

あらゆる人の最善の部分を信じるほうが好ましいと思うそうすれば、大いに手間を省ける。(ラドヤード・キップリング)

その人の「一番いいところ」を信じていれば、間違いを正したり、矯正したりする必要が無くなります。他人に対する信頼の欠如が、その人やお互いの関係にプラスに働くことはありません。

■人の行動に影響されない
自分の生き方や感じ方が、 他人の行動に影響される人が少なくありません。著者は普段、知り合った人に2つの点数をつけていると言います。ひとつ目の点数は、私のその人に対する信頼を示す「信頼点」です。会う人全員に10点満点の可能性があると思っているので、全員、10点からスタートします。そうすれば、誰にでも丁寧な対応ができるし、相手もその信頼に応えようと頑張ってくれます。

2つ目の点数は、相手との個人的な経験とやりとりに基づいた点になっています。信頼点を10に設定することにしているのに対し、この経験点は彼らの行動に応じた加点方式で決めていきます。その人が人の扱いがうまく、約束を守り、人々の価値を高め、有能であるとわかれば、点数は高くなるようにします。逆にその人が自己中心的で、働きが悪く、乱暴で、消極的なら、点数は低くなります。点数は絶えず変化しますが、いつまでも消極的な態度で、点も低いとなれば、その人とのつき合いを控えるようにします。

■困難にぶつかっても、人間関係を重視する
困難にぶつかった時に人間関係を維持するのが難しい時もあります。その人との関係を続けたければ、今までと同じ態度で接し、相手に判断を任せるようにすべきです。

■無条件で人を愛する

人は皆、どんな状況にあっても信頼し、支え合える、変わらぬ友情を求めている。もし、友人にとってそういう人間になりたいと考えているなら、素晴らしい人間関係が築けるし、より充実した人生を送ることができるだろう。

「全ての人の心の奥底には、慈悲と寛大さがある」とネルソン・マンデラは言います。愛情を持って、無条件で人を愛することは難しいですが、マンデラの姿勢を見習いたいものです。

6、「経験」を「素晴らしい思い出」に変えていく
「経験」を最大限に活かすために、不可欠なことが2つあります。
■経験をする前に意識をすること
■経験の後に振り返ること
この2つのことを実践することで、経験を「素晴らしい思い出」に変えることができます。「日々の経験」を「忘れられない思い出」にすることで、幸せな時間を増やせます。

7、「次のレベルに高めてくれる人」を探す
自分にとって「望ましい人」と出会い、共に時間を過ごせるような立場に身を置くようにしましょう。「誰と知り合いになるべきか」を知る最善の方法は、知り合いに訊ねてみることです。 望む人脈を築いていくためには、自分から「意識的に動く」ことが重要です。豊かな人間関係を築くには、それを可能にしてくれる人と巡り合う必要があります。人生でどんな人物と出会って、親しくなるかが、あなたの人生における成功を決定づける要因なのです。

人間は、自分一人よりも人の力を借りたほうが良い仕事ができることがわかるようになると、大きな成長を遂げる。(アンドリュー・カーネギー)

「あなたが必要です」というたったひと言で、人に助けてもらうことができます。「あなたが必要です」と言われた相手も、「自分が手伝えば、相手は成功する」と思えば、喜んで手伝ってくれるものです。

まとめ

人々の価値を大切にし、彼らの世界に身を置き、彼らの価値を高め、彼らの友達になることが、あなたの人生をより良いものにしてくれます。よい人間関係を築く7つのステップを実践することで、「人との絆を築く力」が向上し、自分の可能性も広がり、人生をよりよいものにできるのです。

ブロガー・ビジネスプロデューサーの徳本昌大の5冊目のiPhoneアプリ習慣術がKindle Unlimitedで読み放題です!ぜひ、ご一読ください。

徳本昌大のアマゾンページ

 

Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました