クリエイティブになりたければ、自分との対話の時間を増やそう!

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勝ちぐせをつけるクスリ: 今日1日を“最高に生きる知恵”!
著者:ウエイン・W. ダイアー
出版社:三笠書房

本書の要約

クリエイティブな存在になりたければ、思考する時間、自分との対話の時間をしっかりと持つべきです。創造とは内から出るもので、価値を自分の内側に置かない限り、他者の思考に邪魔されてしまいます。創造的思考とは、必ず自分の心を相手にしている時に可能になるのです。

クリエイティブな存在になりたければ、思考の時間を持とう!

「知的である」とは、勉強好きだということではない。どんな境遇に置かれても”充実感”のある生きかたができるということだ。(ウエイン・W. ダイアー)

コロナ騒動でいくつかのミーティングがキャンセルされ、考える時間と休息を増やすことができました。いつもよりのんびりすることで、気力を充実できるようになりました。ウエイン・W. ダイアーは、
勝ちぐせをつけるクスリ: 今日1日を“最高に生きる知恵”! の中で、思考力が働くと、調和の気持ちが芽生え、「考える」時間を持てるようになると言います。

純粋な思考には何の境界もありませんから、自由に考えることで、自分の限界を越えられます。思考はすべての行動の始まりなのですから、たまには余裕を持ちましょう。よいアイデアが浮かんだら、周りに披露する前に、数日間、自分だけのオーディションを行うと、他人に振り回されずにすみます。価値を自分に置くことで、人はよりクリエイティブになれるのです。

創造とは、内から出るものである。したがって価値の基準を自分の内側に置かないかぎり、真の創造はできるはずはない。創造的思考をしていることは、必ず自分の心を相手にしていることであって、他人のことを意識しているのではない。他人のやっていることに神経をピリピリさせず、自分のペースで、自分の納得のいくようにやってゆけば、その人の創造性は大いに増すことになるであろう。

他者からのフィードバックをもらうことは大切ですが、クリエイティブな存在になりたければ、自分との対話を繰り返し、アイデアをよりよいものにすべきです。

このような心の態度は、嫉妬心を少なくすることもできます。「自分の道を自分の足で自分のペースで歩くのだ」と悟ることができれば、自分の人生を生きられるようになります。思考の時間を持つことで、自分らしく生きられるようになるのです。

自分の限界をなくし、自分の基準を変えてみよう!

あなたの限界は、どこまでできるか自分が決めた基準で決まる。だったらその基準を変えてみなさい。

考えてみると、子供の頃には限界はありませんでした。ところが成長するにつれ、「限界」を信じている周囲の人びとから、「それは君には無理だ」「今からでは遅い」などと言われて、だんだん自分で自分の「限界」をつくってしまいます。

人生100年時代には、学びの機会を増やせますし、人生に遅いということはありません。もう一度子供の頃の心に戻って、やりたいことにチャレンジしましょう。自分の限界を捨て、自分の考え方こそが、現実の人生を創造する力だと確認すべきです。

考えていることはどんどん大きくなる。「足りないこと」ばかり考えていると、「足りない」と考えるものが、事の本質上どんどん膨らんでいかざるをえない。

自分の思考を変え、プラスの面にフォーカスしないと悲惨な人生を送るようになります。もし、あなたが退屈していると感じていたら、それは自分の選択によるものです。自分の目的を明確にし、自分自身と仲良くすることで。結果を変えられます。人間には限界があると信じた人は、何も生み出せません。多くの先人たちが、自分の限界を無視したから、人類は発展してきたのです。素晴らしい人生を送るために、自分の限界を捨て、内なる声を聴き、やりたいことに時間を使うようにすべきです。

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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