副業を成功させるための4つの方法


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ピックスリー: 完璧なアンバランスのすすめ
著者:ランディ・ザッカーバーグ
出版社:東洋経済新報社

本書の要約

副業を成功させたければ、目的を明らかにし、自分が本当にやりたいことにフォーカスしましょう。体験を重ね、肩書きをいくつか掛け合わせることで、オンリーワンの存在になれ、未来を明るくできます。すぐに結果が出ないからと言って、あきらめないことが重要です。

副業を成功させるための4つの方法

副業を持つことは、好きなことを追求するのにうってつけの方法です。副業は100パーセントあなただけの、まっさらなキャンバスです。だれにも批判されないし、したいことをなんでもできます。昼間の仕事をどれだけ愛していても、しょせんは他人の夢の実現を手伝っているにすぎません。でも副業なら、最低限のコストで自分の夢を実現できます。しかもそれは、100パーセント自分だけの世界です。もっとも現実では、生きていくためにお金が必要だから、したいことより稼げることのほうが大事になります。キャリアを夢に近づけるために、ぜひ知恵を絞って、その2つを統合する方法を見つけましょう。(ティナ・イップ)

副業を成功させるためのポッドキャストの5to9のティナ・イップは、副業を持つことで、好きなことを追求できると言います。私も書くことにフォーカスすることで、著者やブロガーになれ、ここから今の働き方を手に入れることができました。本業と好きなことを副業にすることで、自分の人生観を変えることができました。今では社外取締役、書評家、コンサルタントなど多様な肩書きで、様々な仕事をエンジョイしています。

ランディ・ザッカーバーグは、ピックスリー: 完璧なアンバランスのすすめの中で、副業を成功させる4つの方法を紹介しています。
1、目的を明らかにし、なぜそれをしたいのかを自分に問う
何かアイデアを思いついたら、次の2つをまず自分に質問しましょう。1つは、なぜそれをしたいのか。そして、もう1つは、「なりたい自分になる」という目標を、それを通してどう実現するのかです。副業の多くが失速するのは、最初のひらめきだけで飛びついたあと、本当はしたくなかったことに気づくからだとランディは言います。ただし副業の目的が、「自分のアンテナに引っかかるものを試せるだけ試してみたい」ということなら、そのときは心置きなくやってみるとよいでしょう。

2、30日、または100日はやめないと期限を区切る
副業を形にし、最後までやり抜くのに期限を設けることはとてもよいことです。私も書き続けることで、著者になれ、ここから人生を変えることができました。

3、ミーティングや予算作成の時間をおろそかにしない
副業の時間をほかの予定と同じように扱います。副業だからと言って、手を抜かないようにしましょう。この時間を増やすことで、自分らしく生きられるようになります。副業を始めることで、時間を無駄遣いしなくなります。

4、できるだけたくさんの人に伝える
協力者が多すぎて困ることはありません。副業を周りに宣言することで、仕事のオファーが舞い込みます。また、誰かの副業をサポートすることで、コネクターになれ、様々な情報が集まるようになります。

いくつかの肩書きを掛け合わせる!

副業をすることで収入を増やすことができますが、時間を切り売りするのは意味がありません。睡眠を削ったり、健康を害する働き方をするのは、よくありません。自分が楽しめない副業では、自分のモチベーションを維持できませんから、本当に好きなことを選ぶべきです。

自分の好きな仕事であれば、本業でつらいことがあっても、逃げ場ができます。副業が心のサードプレイスとなり、新たな人脈を手に入れられます。私はブロガーやソーシャルメディアのインフルエンサーと出会うことで、情報発信をスタートしましたが、書くことが楽しくなり、著者になれました。当初書くことがつらかったブログも10年以上継続しています。ここから様々な出会いをデザインでき、多くの仕事のオファーをもらえました。

どんな仕事でも一定の収入を得られるようになるまでには、時間がかかることを忘れないようにしましょう。すぐに結果が出ないからといって、やり始めたことをやめるのはよくありません。ブログでも半年たったあたりから、周りの人に存在を認められるようになります。短期間で結果を判断せず、ある程度続けてから継続するか他のことにチャレンジするようにしましょう。

肩書きをいくつも掛け合わせることで、自分らしい働き方ができるようになります。1つの業界で100人に1人の存在になることを目指し、そんな肩書を3つつくり、それを掛け合わせると、100万人に1人の存在になれるのです。

私も社外取締役、書評家、著者、コンサルタントという肩書きを掛け合わせることで、オンリーワンの存在になれました。副業を始め、それを継続することで独立でき、その結果、人生がより豊かなものになったのです。人生100年時代は1つの仕事にこだわるのではなく、いくつもの体験を掛け合わせるべきです。

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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