クリエイティブになりたければ、自分との対話の時間を増やそう!

Book photo created by freepik – www.freepik.com
勝ちぐせをつけるクスリ: 今日1日を“最高に生きる知恵”!
著者:ウエイン・W. ダイアー
出版社:三笠書房

本書の要約

クリエイティブな存在になりたければ、思考する時間、自分との対話の時間をしっかりと持つべきです。創造とは内から出るもので、価値を自分の内側に置かない限り、他者の思考に邪魔されてしまいます。創造的思考とは、必ず自分の心を相手にしている時に可能になるのです。

クリエイティブな存在になりたければ、思考の時間を持とう!

「知的である」とは、勉強好きだということではない。どんな境遇に置かれても”充実感”のある生きかたができるということだ。(ウエイン・W. ダイアー)

コロナ騒動でいくつかのミーティングがキャンセルされ、考える時間と休息を増やすことができました。いつもよりのんびりすることで、気力を充実できるようになりました。ウエイン・W. ダイアーは、
勝ちぐせをつけるクスリ: 今日1日を“最高に生きる知恵”! の中で、思考力が働くと、調和の気持ちが芽生え、「考える」時間を持てるようになると言います。

純粋な思考には何の境界もありませんから、自由に考えることで、自分の限界を越えられます。思考はすべての行動の始まりなのですから、たまには余裕を持ちましょう。よいアイデアが浮かんだら、周りに披露する前に、数日間、自分だけのオーディションを行うと、他人に振り回されずにすみます。価値を自分に置くことで、人はよりクリエイティブになれるのです。

創造とは、内から出るものである。したがって価値の基準を自分の内側に置かないかぎり、真の創造はできるはずはない。創造的思考をしていることは、必ず自分の心を相手にしていることであって、他人のことを意識しているのではない。他人のやっていることに神経をピリピリさせず、自分のペースで、自分の納得のいくようにやってゆけば、その人の創造性は大いに増すことになるであろう。

他者からのフィードバックをもらうことは大切ですが、クリエイティブな存在になりたければ、自分との対話を繰り返し、アイデアをよりよいものにすべきです。

このような心の態度は、嫉妬心を少なくすることもできます。「自分の道を自分の足で自分のペースで歩くのだ」と悟ることができれば、自分の人生を生きられるようになります。思考の時間を持つことで、自分らしく生きられるようになるのです。

自分の限界をなくし、自分の基準を変えてみよう!

あなたの限界は、どこまでできるか自分が決めた基準で決まる。だったらその基準を変えてみなさい。

考えてみると、子供の頃には限界はありませんでした。ところが成長するにつれ、「限界」を信じている周囲の人びとから、「それは君には無理だ」「今からでは遅い」などと言われて、だんだん自分で自分の「限界」をつくってしまいます。

人生100年時代には、学びの機会を増やせますし、人生に遅いということはありません。もう一度子供の頃の心に戻って、やりたいことにチャレンジしましょう。自分の限界を捨て、自分の考え方こそが、現実の人生を創造する力だと確認すべきです。

考えていることはどんどん大きくなる。「足りないこと」ばかり考えていると、「足りない」と考えるものが、事の本質上どんどん膨らんでいかざるをえない。

自分の思考を変え、プラスの面にフォーカスしないと悲惨な人生を送るようになります。もし、あなたが退屈していると感じていたら、それは自分の選択によるものです。自分の目的を明確にし、自分自身と仲良くすることで。結果を変えられます。人間には限界があると信じた人は、何も生み出せません。多くの先人たちが、自分の限界を無視したから、人類は発展してきたのです。素晴らしい人生を送るために、自分の限界を捨て、内なる声を聴き、やりたいことに時間を使うようにすべきです。

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
習慣化書評生産性向上ブログアイデアクリエイティビティライフハック
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
起業家・経営者のためのビジネス書評ブログ!
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました