優先事項を明確にして、「ノー」という勇気をもとう!


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理想の自分をつくる100の法則
著者:ティボ・ムリス
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

本書の要約

本当にやるべき重要なことを見つけられれば、時間をコントロールできるようになります。やるべきことにフォーカスし、優先事項に時間を使うことで、結果が変わり、自分への信頼度をますます高められるようになるのです。そのためにノーという勇気を持つことも大切です。

自分の優先事項を明確にする!

優先事項を決めて、微笑みながら「ノー」と言う勇気を持たなければならない。しかし、そのためにはワクワクしながら「イエス」と言いたくなることを持つ必要がある。(スティーブン・コヴィー)

ティボ・ムリス理想の自分をつくる100の法則には、スティーブン・コヴィーの「7つの習慣」の中でもっとも有名な「第3の習慣」が紹介されています。自分をしっかりとマネジメントすること(優先事項の決定)が第3の習慣の骨子です。優先すべきことを明確にし、それを実行することで、人は成功を手に入れられます。

物事を重要度(高・低)と緊急度(高・低)でマトリックスすれば、自分が本当にやるべきことが明確になります。「重要度が高く、緊急度が低い」事象を優先して、私たちは実行に移すべきです。この重要事項に時間を使うためには、他者からの依頼を断ることが必要になります。

自分の意に沿わない依頼や要請に対してきっぱりと「ノー」と言わなければ、自分の能力を存分に発揮することはできません。遠慮なく他者に「ノー」と言うためには、自分の価値観と目標を知らなければならないのです。どんな依頼や要請にも「イエス」と言ってしまえば、重要な事象を蔑ろにしてしまいます。

すべての依頼や要請について、自分の優先事項と合致しているかどうかを確認することで、私たちは結果を出せるようになります。自分の価値観と目標に基づいて、決定をくだすことを習慣にすることで、自分の人生を変えられるようになるのです。

「ノー」と言いたいなら、何にでも「イエス」と言うのを避ける必要があるのだ。次に、自分の時間の使い方について謝る必要はない。あなたの時間を無断で使う権利は他人にはない。自分の時間を提供することは、自分の人生の一部を提供することだ。したがって、相手の依頼や要請に正当性がないかぎり、遠慮なく「ノー」と言えばいい。ティボ・ムリス

私たちはついつい「いい人」になろうとしがちで、他者からの依頼に対して「イエス」と言ってしまいます。しかし、これでは自分の重要事項に時間を使えなくなります。学びのための夜の読書時間を確保したければ、飲み会に誘いを断るべきです。週末の家族との時間を大切にしたいなら、休日出社を断る勇気が必要になります。自分の価値観を明らかにし、ワクワクしながらイエスと言える目標を設定することで、人の時間の使い方は変わります。

自分の価値を信じて、自分をほめてみよう!

あなたは長年にわたって自分を罵倒してきたが、効果が得られなかったはずだ。一度、自分をほめればどうなるか試してみよう。(ルイーズ・ヘイ)

本書の中には、ルイーズ・ヘイの言葉が紹介されていますが、実は私のブログでもヘイの記事が人気で、よく読まれています。ヘイが言うように、あるがままの自分を認め、自分を好きになることが、人生を変えるための一歩になります。そのために、まず、自分のマインドセットをシフトする必要があります。自分の価値観を大切にし、自分を重要な存在だと考えてみましょう。

ただ、誤解は禁物です。重要人物として自分を扱うということは、傲慢になるという意味ではありません。人は他人には優しくできるのに、自分にはなかなか優しくなれません。自分に対する尊敬の念が足りていないため、自分をついつい卑下してしまうのです。

ティボ・ムリスは、自分を尊敬すべき理由を次のように説明します。

考えてみよう。もし私たちが自分を尊敬していないのなら、誰が私たちを尊敬するだろうか。あなたは自分を尊敬することを学ばなければならない。自分を尊敬して初めて自分の価値観にしたがって生きることができるし、そうすることによって周囲の人により大きな影響を与えることができる。

私たちは自分が無価値な存在だと思うのは、今日でやめて、自分の価値を積極的に見つけるようにしましょう。

では、なぜ、人は自分を無価値な存在だと人は考えるのでしょうか?私たちは様々な恐怖におののき、自分を信頼できずにいます。自分の素晴らしさを発見するのが怖いとか、自己主張をすれば、周囲の人の反感を買うなどという考えを捨て、自分の強みや長所を書き出してみましょう。自分の強みは意外に、自分では見つけられないものです。自分の強みを仲間から教えてもらうことで、人は自分の価値に気づけるようになります。

自分を大切にすることで、他者にもノーと言えるようになるとティム・ボリスは言います。

あなたは重要な存在だから、自分を尊敬すべきだ。 では、自分を尊敬するとはどういう意味だろうか。たとえば、自分のための時間をとる、自分のニーズを満たす、自分に正直になる、自己主張をする、「ノー」と言うことを恐れない、といったことだ。

自分を大切に扱うことで、本来自分がやりたかったことができるようになります。自分が重要な存在だという認識を持つことで、自分の時間を無駄遣いしなくなり、人にもノーと言えるようになります。本当にやるべき重要なことを見つけることができれば、そのために時間をコントロールできるようになります。やるべきことにフォーカスすることで、結果を出せるようになり、自分への信頼度をますます高められるようなるのです。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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