幸せなお金持ちになるための法則。ロブ・ムーアのMONEYの書評

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MONEY 30歳で150億稼いだ私の思考法
著者:ロブ・ムーア
出版社:マガジンハウス

本書の要約

自分の価値を高めたければ、自分で自分に言い聞かせる「物語」をよりよくし、自分をもっと大切にすべきです。自己評価を高めるほど、世界は自分を評価してくれるようになります。自己投資と感謝の気持ちを持ち続けることで、人はお金を稼げるようになり、幸福度もアップできます。

自分を信じる技術を身につけよう!

自分が自分を信じないなら、誰が信じるだろう?(ロブ・ムーア)

ロブ・ムーアMONEY 30歳で150億稼いだ私の思考法書評を続けます。著者は金持ちになって、幸せな人生を送りたければ、自分の価値を高め、自分をもっと信じるようにすべきだと言います。「今持っている力」を信じる 「自己価値」は、自分にどれだけ満足しているかという内なる感情です。

自分の価値を高めたければ、自分で自分に言い聞かせる「物語」をよりよくし、自分をもっと大切にすべきです。価値のある者と価値のない者を決めるのは、他の何者でもなく、自分自身なのです。周りの人があなたの価値や値打ちをなんと言おうが関係ありません。彼らは自分の価値に基づいて他人を判断し、批判しているだけだと考えましょう。

全ての人から好かれようというのは無理だと考え、自分の価値を認めてくれる人を周りにおくのです。自分の価値を高めるための自己投資をするのは当たり前ですが、ネガティブな口癖のある人、他者を批判する人を遠ざけることで、自分の感情をコントロールできるようになります。

また、自分の考え方を変えることで、過去のストーリーを書き換えることもできます。

過去の過ちはどうでもいい。誰だって間違いを犯すのだから。たとえ、過去に人からひどい目に遭わされたことがあろうと、それによって未来が決まるわけではない。もし、ひどいことされたと怒りを感じている相手がいるならば、その相手を許そう。逆に、自分が誰かに対してしたことで、今も自分に非があったと感じているのなら、その過去を許そう。

自分の価値を高めたければ、感謝を習慣にすることです。感謝は感謝を生み、自分を幸せにしてくれます。自分が感謝できることを見つけ出し、全部リストアップしてみましょう。紙に書き出す、声に出す、視覚化する、どんなやり方でもよいので、人生を感謝のエネルギーで満たしましょう。

感謝日記を習慣化しよう!

毎晩寝る前に自分が感謝していることを、大小合わせて、すべて口に出すようにしている。感謝の対象が増えるほど、疑念や不安、自分を卑下する気持ちが消えて、自分を無価値だと思うことが減っていく。それにこれを習慣化すると、 よく眠れるようになるのだから、ぜひ試してほしい! 

私も4年前から感謝日記を習慣化することで、人間関係を劇的に変えることに成功し、幸せな日々を送れるようになりました。Gの法則―感謝できる人は幸せになれるの著者のロバート・エモンズは「感謝の気持ちが幸福と健康をもたらす」と述べていますが、他者に感謝し、それを日記に書くたびに、幸せな気持ちになれます。

自己価値を高めたければ、これまで自分が成し遂げたこと、経験したこと、人に対して貢献してきたことなどを、思い出し、リストアップするとよいと著者は言います。人から仕事で感謝されたことが、あなたの価値だと考え、自分の強みを書き出すのです。

自分に欠けているものではなく、自分が持っているものに焦点を当てること。できないことではなく、できることに目を向けよう。世の中というのは、あなたが自分自身をどう見ているかを映す鏡だ。自分の価値を感じるほどにまわりの世界は、ポジティブに変わっていくだろう。高い自尊心を持つ人ほど、鏡に映る自分の姿を恐れることはない。

自分が相手に感謝することで、相手もあなたに感謝してくれます。人から感謝されるネットワークを生み出すことで、自分の価値に気付けます。 感謝の気持ちを交換できるコミュニティを作ることが、幸せなお金持ちになる法則なのかもしれません。

自分で自分を評価するほど、世界は自分を評価してくれるようになります。自分に投資するほど、世界も自分に投資してくれるようになるのです。自己投資と感謝の気持ちを持ち続けることを忘れないようにしましょう。

ブロガー・ビジネスプロデューサーの徳本昌大の5冊目のiPhoneアプリ習慣術がKindle Unlimitedで読み放題です!ぜひ、ご一読ください。

 

 

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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