自分のリミットを外すために、7つのLIE(嘘)を取り除こう!


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LIMITLESS 超加速学習―人生を変える「学び方」の授業
著者:ジム・クウィック
出版社:東洋経済新報社

本書の要約

世の中には自分の行動を制限する様々な迷信・LIEがあります。自分の知能は伸ばせると考え、知識を手に入れ、それを行動に変えましょう。自分の中の迷信というリミットを手放し、新たな目標に向かってチャレンジすることで、自分の人生をよりよくできます。

7つのLIE(嘘)を取り除こう!

あなたは噓をつかれている。四六時中。ときには自分自身に。自分の可能性の限界について、だれもが誤った情報に絶えずさらされている。その情報を頻繁に受け取るあまり、多くの人がそれを信じることしかできなくなっている。問題はそうしたメッセージが、リミットレスになる旅と真っ向から対立することだ。そうした頭の中のLIE(噓)は、僕らにつきまとい、ときとして望まない方向へ向かわせる。(ジム・クウィック)

巷で言われている迷信を取り除くことが重要だとブレイン・コーチのジム・クウィックは言います。私たちの頭の中には7つのLIE(嘘)があり、これが人の成長を阻害しています。以下の7つのLIEを取り除き、自分のリミットを外しましょう。(自分のリミットを外すためのジム・クウィックの関連記事

LIE①知能は固定的である
LIE②人間は脳の10%しか使っていない
LIE③間違いは失敗と同じ
LIE④知識は力である
LIE⑤新しいことを学ぶのは大変だ
LIE⑥他人の批判は大事だ
LIE⑦才能は生まれつきものである

知識は確かに力ではありますが、それを活用しなければ意味がありません。知識✖︎行動=力だと信じ、積極的に行動するようにしましょう。才能は生まれつきのものではなく、ディーププラクティスによって作られるのです。自分の中の限界を作らないために、世の中で語られるLIEを信じないようにしましょう。

モチベーションは毎日の行動から生まれる!

目的、エネルギー、小さく簡単なステップ(Small Simple Step=3S)。この3つを掛け合わせたときに持続するモチベーションが生まれる(その究極形がフロー状態)。

エネルギーは明確な目的や理由から生じ、行動を通じて脳や体のほかの部分に送られます。行動するためには、そ小さく簡単なステップから始めましょう。これは最小限のエネルギーしか必要としませんが、毎日続けることで、未来の自分を変えるよい習慣を築けます。

明確な目的を持つことで、私たちは行動できるようになります。自分が何を得たいのか?を理解して、目的を明確にしましょう。

そして、目標を定める際には、それがあなたの心に響くかどうかを確かめ、設定するようにします。目標にはHEART(心)の5要素が欠かせません。エネルギーを高めるために、以下の5つの要素を意識し、心を満足させるようにしましょう。

■Healthy(健康的)  
その目標は、あなたをより健康で幸せにしてくれるかを考えます。目標はあなたの心身と感情の健康を損なわないものにすべきです。

■Enduring(持続的)
目標は、挫折しそうなときにあなたを励まし、支えてくれるものにします。

■Alluring(魅力的)  
目標に取り組むのにいつも無理する必要はありません。目標は、思わず引きつけられるような、楽しく、心躍る、興味をそそられるものにしましょう。

■Relevant(関連がある)  
明確な理由もないまま目標を設定しないこと。目標はできれば、あなたの課題や人生の目的や中核的な価値と関わるものにしましょう

■Truth(忠実である)  
近所の人がしているから、親に期待されているからなどの理由で目標を決めるのはよくありません。目標は、あなた自身が望むこと、あなたの本心に忠実なことにすべきです。目標が本心と違うと、ぐずぐずしてサボりがちになります。

モチベーションは「ある」ものではなく「する」ことだ。習慣とルーティンからなるもの、価値とアイデンティティに導かれるものであり、突き詰めれば、あなたが毎日することなのだ。(ジム・クウィック)

モチベーションは目的から生まれます。小さな最初の一歩を踏み出すことで、達成感が得られます。それが次の一歩を踏み出すきっかけになります。毎日、目的に向かって歩ことで、よい習慣が生まれ、人は行動を続けられるようになるのです。心が踊る自分に忠実な目標を設定することが、自分の人生をよりよくしてくれます。自分の中のリミットを手放し、新たな目標に向かって、チャレンジしましょう。

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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