意志の強い人と弱い人がいるのではない。変化をいとわない人とそうでない人がいるだけだ。(ジェームズ・ゴードン)
人生を変えたいと多くの人が思っています。
私も、自分の人生を変えたくて変えたくて仕方がありませんでした。
私の人生は、一時期完全にお酒にコントロールされていました。
アルコールに多くの時間を奪われ、夜は酔っ払い、朝は二日酔いに苦しんでいました。
やりたいことをやめるためには、お酒をやめることが一番だったのですが
なかなか断酒までは踏み切れませんでした。
飲まないと決めても、三日坊主で終わってしまい
結局はお酒に頼ってしまう生活に逆戻りしてしまうのです。
「変わりたい」と言うのは簡単だけど、実際に変わるのは難しい。思考と感情が、行動の変化にストップをかけることが多いからだ。たとえそれが、人生をよくする変化だとしても。多くの人は、人生を劇的に改善してくれるかもしれないのに、変化に尻込みをするものだ。(エイミー・モーリン)
私はどこかで、変化に尻込みしていたのかもしれません。
しかし、44歳の時に、人生を変えることを決めました。
人生を劇的に改善するためには、断酒しかないと決め
ドクターのアドバイスのもと、チャレンジを始めました。
メンタルが強い人がやめた13の習慣の中に、
「現状維持の習慣をやめる」というアドバイスがあるのですが
自分が嫌な悪い習慣を置き換えない限り、人生は変わらないのです。
私の場合、最悪な習慣が「アルコール依存」だったのです。
現状維持をやめるためには、計画と行動が欠かせません。
私はなりたい自分をイメージして、断酒で、未来を変えようと決めました。
家族に優しい自分、健康な自分、痩せた自分、本を書いている自分をイメージし
ビジョンボードに書き込んだのです。
エイミー・モーリンのアドバイスをもっと早く読んでいれば
私はもっとスムーズにアルコールを止められたかもしれません。
悪い習慣を変えたい人は、以下の彼女のアドバイスを参考にしてください。
■30日間の目標を設定する。
人はすべて一気に変えようとしがちだが、まず専念したい目標をひとつ掲げよう。1ヵ月でどう変化したいのか、現実的な望みを抱くこと。
■1日単位の行動変化を明らかにする。
目標に近づくために、1日単位でできることを少なくともひとつ、設定しよう。
■障害物を予測する。 これから出てくる課題にどう対処するか、計画しておこう。前もって準備すれば、順調に進んでいける。
■説明責任を果たす。 人が最も力を発揮するのは、進捗についての説明責任を果たしているとき。あなたを支え、進捗ぶりを一緒にチェックしてくれる家族や友達の助けを借りよう。毎日の進捗を書きとめ、自分自身への説明責任を果たすこと。
■進捗を観察する。
進み具合をどのように記録するかを決めること。毎日の取り組みと達成した内容を記録しておくこと。モチベーションを保てるので、変化を維持しやすい。
私は、断酒の際に、自分の変化をチェックしていました。
一年間、飲まなかった記録をつけ、自分の成果を褒め続けました。
また、周りの人に宣言することで、家族や友人からのサポートを受けられました。
彼らの応援があったからこそ、断酒という辛い目標も達成できたのです。
飲み屋に近づかない、飲み友達とのつきあいを我慢するなど
障害物対策も念入りに考え、それを実行しました。
その結果、私は断酒することができ、自分の時間を生み出せるようになったのです。
エイミー・モーリンは、人生をプラスにする変化を
もっと大事にすべきだと書いています。
重要な変化を避けていないかをチェックすることで、行動を改善できるのです。
自分がどんなふうに変化に対処しているかに目を向けよう。人生をプラスに導いてくれる、重要な変化を避けていないか、目を光らせよう。変化に居心地の悪い思いをすることもあるだろうが、現状維持の習慣をやめて成長し、向上する意欲がなければ、メンタルの力を高めることはできない。
変化は当初は居心地が悪いものですが
現状維持の習慣をやめられれば、必ず、幸せを手に入れられます。
私は断酒によって、自分の時間を作り出し、やりたいことができるようになりました。
夢だった書籍の出版や雑誌の連載のオファー頂いたり
最近では、食事と運動の改善に成功し、健康体を取り戻せたのです。
もし、アルコールを飲み続けていたら
私は今こうしてブログを書いていなかったでしょうし
もしかしたら、肝硬変になり、存在していなかったかもしれません。
変化をいとわないメンタルを手に入れれば、人生は楽しく好転し始めます。
アルコール依存で病寸前だった私ですら、復活できたのですから
皆さんも、必ず、嫌な現状から抜け出せるはずです。
その際、エイミー・モーリンのメンタルが強い人がやめた13の習慣を読むことで
あなたの悪い習慣を間違いなく、改善できるはずです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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