なぜ、飲み会の二次会に出てはいけないのか?幸福の習慣(トム・ラス、ジム・ハーター著)の書評

身体的な幸福度が高い人たちは、自分の健康を効果的に管理しています。彼らは定期的な運動を欠かさず、その結果1日を気持ち良く過ごしています。頭の回転をシャープに保ち、1日中高いエネルギーレベルを維持するために、健康的な食べ物を選ぶ工夫も怠りません。睡眠をしっかりとることで、目が覚めた時には疲れがとれて充実感に満たされ、睡眠中に前の日の学びが身について翌日をスタートします。身体的な幸福度が高い人は、元気で見た目もよいばかりでなく長く生きられることも確実です。(幸福の習慣 トム・ラス、ジム・ハーター著より)

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私は断酒して、しばらくは、なるべく飲み屋に近づきませんでした。
お酒を飲んでしまったら、元の黙阿弥だと思い
カフェやファミレスに行くようにしていました。
しかし、断酒を始めて6カ月ぐらい経ったあたりからは
「お酒を完全に止められた!」という自信が生まれ
徐々に飲み屋で行われる交流会や出版記念パーティにも、参加するようになりました。

しかし、その際、一つだけ気をつけたのが
二次会には参加しないという新たな決まりです。
実は、断酒することで、私の生活パターンは
以前とは様変わりして、完全に朝型になっていたのです。

交流会などの集まりで、お酒を飲んでいる人と
コミュニケーションするのは、とても楽しいものです。
相手の本音も聞けますし、新しい仲間を紹介してもらえるなど
いろいろな方とざっくばらんにお話ができ、素晴らしい時間を過ごせます。
しかし、二次会になると多くの人たちの目的は
お酒を飲むことになるので、とたんに私の居場所はなくなります。
また、夜の時間を素面で過ごせるようになったのですから
インプットやアウトプットの時間に使うことにしたのです。

そこで、自分の時間を確保し、自分のやりたいことをやるために
二次会には出ないというルールを作り、周りの方に伝えるようにしました。
最初はつきあいが悪い奴と文句を言われるかと思いましたが
あらかじめ断っておけば、問題にはなりませんでした。

いくら素面でも二次会、三次会に参加してしまうと
自分のペースで時間をコントロールできなくなります。
夜更かしすることで、翌朝にも影響を及ぼします。
朝、気分よく起きられないとその日1日が
台無しになってしまうことに気づいたのです。
飲んでいる時には、二日酔いで苦しんでいたので
朝時間をあまり重要だと思っていませんでしたが
断酒してからは、朝が貴重なプラチナ時間になったのです。
朝は、読書などのインプット時間と決めてからは
この時間を確保できないことが、イライラの原因になり始めました。

また、夜更かしは、自分の健康を害します。
トム・ラス、ジム・ハーターの二人は幸福の習慣の中で
睡眠の重要性を以下のように書いています。
7〜8時間の健康にとって、十分な睡眠を取るためには
二次会にで出るのは、金輪際やめたほうが良さそうです。

1.毎日少なくとも20分間は体を動かす。理想は朝。朝運動すれば、その日1日を気分よく過ごせる。
2.疲れをとるために十分な睡眠をとる。一般的には7~8時間の睡眠が必要。ただし長くなり過ぎないように注意。9時間未満を目安にするといい。
3.食料品を買うときには、体に悪いものは選ばない。できるだけ、赤色、緑色、青色の自然食品をたくさん摂る。

健康になるため、生産性を高めるためには、睡眠が欠かせないでのです。
それにプラスして、二次会に出るのをやめて、朝の運動と良い食事を心がければ
幸せになれる確率も高められそうです。

今の私はこの3つ(運動、睡眠、自然食品)を日々心がけることで
以前よりはるかに幸せを感じられるようになりました。

新刊人生を変えるための読書術をリリースします。
応援、よろしくお願いいたします!

   

photo credit: stop. it’s terminal via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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