この部屋の床に材木を 1本置いたら、誰でもその上を歩くことができる。歩くことだけに意識を集中できるからだ。同じ材木を、10階建てのビルとビルの間に渡すと、誰も歩けない。それは、落ちることに意識を集中してしまうからだ。集中力がすべてだ。(ジミー・ジョンソン)
スティーブ・チャンドラーの自分を変える89の方法には
素晴らしい言葉が数多く紹介されています。
ダラス・カウボーイズのヘッドコーチだったジミー・ジョンソンの言葉が
特に、印象に残っています。
「落ちるかもしれない 」という不安が一度意識に上ってしまうと、不安に意識を集中してしまう。不安に意識を集中したら、それが実現する可能性は一気に高まる。欲しいものを手に入れるためには、欲しいものに集中しなければいけない。最高の自分になる ─ その目標に集中すれば、それがあなたの姿になる。(ジミー・ジョンソン)
恐怖や不安をフォーカスし始めると、何もできなくなります。
ジミー・ジョンソンが言うように、不安なコトを考え始めると
不安に意識を集中してしまい、自ら失敗を引き寄せてしまうのです。
私たちは、目標を達成することにフォーカスすべきなのです。
ジミーは、1993年のスーパーボウルのハーフタイムにこの言葉を選手に伝えます。
その結果、チームの意識が変わり、3度目の優勝を果たしたのです。
フォーカスするモノで結果が本当に変わることをジミーは、この言葉で教えてくれました。
迷った時にはこの言葉を思い出して、フォーカスすべきものが何かを考えましょう。
自分のゴールを確認することで、ネガティブマインドを追い出せるはずです。
負ける可能性に意識を集中せずに、一つひとつのプレーに意識を集中しろ。(ジミー・ジョンソン)
また、ジミー・ジョンソンは、今に集中しろとも言っています。
一つ一つのプレーに集中することで、局面を打開できるのです。
この考え方は、ビジネスにも応用できます。
タスクが終わっていなくても、時間がないと不安になってはいけません。
焦らずに、自分を信じて行動することが重要なのです。
たとえ一時間しかなくても、一つのことに集中すれば、いろいろなことができるのです。
的確な行動をすることで、私たちは結果を変えられます。
また、日頃から5分を大切にしてみるのです。
5分の集中が生産性を高めてくれることに気づければ
時間の使い方が変わり、1日を長くできます。
隙間時間の活用でより多くのことがこなせるようになります。
今日もWEBの連載の校正が編集者から届いたのですが
電車の中の2駅の間に、iPhoneでチェックを終わらせることができました。
5分の集中で完了できるタスクは、意外に多いのです。
今、何に集中したらよいか?を考え、アクションを起こすことが
未来の自分をハッピーにしてくれると考えてみましょう。
小さな行動の積み重ねで自信が生まれ、行動が楽しくなります。
行動を繰り返すことで、目標が達成できるようになり
人生がワクワクなモノに変わっていくのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Buccaneers vs. Cowboys via photopin (license)
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