非効率なことの追求から感動が生まれる!

世の中の会社は生産性や効率を追求し、進化してきました。効率というのは数字で表せたり目に見えるもので計りやすく、確かにこれは大切なことです。しかし、そればかりを追い続けるがゆえに、目に見えないものではないでしょうか。効率化の裏に、決して忘れてはいけないものがあります。それは「心と手をかけたもの」です。ぼくはこれを大切にすることを「非効率の追求」と呼んでいます。そしてこの追記こそが、あなたの人生を大きく開いていく方法なのです。(永松茂久)

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PDFA習慣術
の徳本昌大です。
永松茂久氏の感動の条件 ~あなたの一生を1時間で変える本~の中に
非効率なことを追求することで人は感動するという話が出てきます。
数字やデータを重視する効率経営が盛んな今、なぜ永松氏は非効率を追求するのでしょうか?

永松氏は人を感動させることが重要だと本書で繰り返します。
人を感動させたり、喜ばせるアイデアを考え
それを日々実行することで大きなチャンスがもたらされるというのです。

非効率なことを追求することで、3つのメリットを得られます。
1、お金があまりかからない
笑顔でいる、他者の仕事を手伝うなど人を喜ばせることには、あまりお金はかかりません。
アイデアを徹底的に考え、それを実践すればよいのです。
2、口コミが起きやすい
感動すると人は人に伝えたくなるという習性があります。
挨拶や笑顔でも心をこめてやるだけで、その気持ちが周りに伝わります。
人を感動させるアイデアを考え、行動にうつせば
ワクワク感が伝染し、それは口コミとなって広まるのです。
今の時代はリアルの口コミだけでなく、ソーシャルメディアの力によって拡散していきます。

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3、非効率的なことは競争相手が少ない。やった者勝ちだということ。
当たり前のことは意外とバカバカしくて、多くの人はやりません。
バカバカしいことにいかに真剣に取り組むことで
自分らしさを生み出せ、それが存在感につながるのです。
凡事を徹底することが大事で、それを社員全員でやることで
お客さまに感動を届けられるようになるのです。

永松氏の居酒屋陽なた家では、誕生会が年間1000回以上行われ
そのほとんどが口コミによって、予約されるのです。
着ぐるみを着たり、スタッフが踊りなから歌うなど店全体で
お客様の誕生日を祝うことに全力を尽くします。
本当にここまでやるのという感じで、お客様の誕生日をお祝いするのです。
誕生会に参加している人だけでなく、多くの人がこのイベントに巻き込まれていきます。
やがて店全体が笑顔になり、その感動が口コミで伝染していくのです。
YouTubeでその様子を見ると、こちらまで笑顔になれます。

非効率なことを誠実に追いかけると人が感動し、ファンになってくれるのです。
その時の視点が、お客様のことを徹底的に考えた「フォーユー」の中から生まれるのです。
逆に言えば、効率からは感動は生まれないのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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仲間の水越氏のメディカツで永松氏のインタビューを見れますよ!

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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