強みとは、自分が充実感を得られる活動のことだ。強みを発見するためには、「得意なこと」をさらに掘り下げ、あなたの「気持ち」にしっかりと目を向けなければいけない。ある活動をするまえ、その最中、終わったあと、あなたがどう感じるか。その気持ちこそが、強みを知るカギとなる。(マーカス・バッキンガム)
成果をあげるエグゼクティブは、人間の強みを生かす。彼らは弱みを中心に据えてはならないことを知っている。成果を上げるには、利用できるかぎりの強み、すなわち同僚の強み、上司の強み、自分自身の強み、を使わなければならない。強みこそが機会である。(ピーター・ドラッカー)
私はマーカス・バッキンガムやピーター・ドラッカーから強みの重要性を学んできました。
若い時には自分の弱点を修正することを意識していましたが
できないことに時間を費やすよりも、強みに時間を使ったほうがよいことに気づきました。
マーカス・バッキンガムが言うように
自分の弱点となる活動に費やす時間を1日の25%まで抑えて
自分の強みに時間を使うことにしたのです。
自分がワクワクすることを優先し、気持ちが乗らないことはやらないようにするのです。
さあ、才能に目覚めよう [ マーカス・バッキンガム ] |
しかし、自分の強みは、自分ではなかなかわからない場合が多いようです。
そんな時には、人の力を借りましょう!
(さあ、才能に目覚めようのストレングスファインダーも役に立ちます)
人とのコミュニケーションを通じて、自分の強みを認識してみるのです。
自分では当たり前だと思っていることが、意外に強みになるのです。
自分の貢献で人が喜んでくれていたら、それが強みだと思って伸ばしてみましょう。
私は多くの人とのコミュニケーションを通じて
人の力を引き出したり、相手を元気にできることが自分の強みだと気づけました。
いろいろなタイプの人に会ったり、ブログを書いたり、コーチングによって、私それを見つけました。
そして、いろいろな人たちのフィードバックを通じて、自分の強みを磨いたのです。
もしも、自分の強みがわからなかったら、一緒にいる人の笑顔や感謝をヒントにしましょう。
あなたの行動で、相手が喜んでくれたら、それが強みである可能性が高いのです。
先週、脳科学者の川崎康彦氏から脳を活性化するための自分脳紹介を教えてもらいました。
取引先やプライベートで自己紹介をする時に
ニックネーム、専門領域、自分が今必要な人、今行ってみたい場所、意外な自分の側面で
自分を語ってみるのです。
この自己紹介を続けることで、自分の脳を客観的に見られるようになります。
できるだけ具体的に自分を語り、相手の反応を見ることで自分の強みを知ることができます。
自分の強みが見つかったら、それを優先して1日を組み立てましょう。
本当にやりたいことに時間を使ったほうが、結果を残せますから
人生がどんどん楽しくなってきます。
日々、積極的に行動することで、ワクワクできますから
その強みにますます時間を割きたくなります。
この強み強化のスパイラルによって、私たちは幸せになれるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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photo credit: Merlijn Hoek Sakky @ La Ola // Trip to France – Sète via photopin (license)
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