憂うつになっている人を思い浮かべてみてください。悲しく沈んでいる人は、その通りの表情と歩き方をしているでしょう。憂うつな人はトボトボと、肩を落としながら歩き、浅く呼吸をし、時たまいらだたしげに長い、深いため息をつきます。笑わず、目は伏し目がち。憂うつな人は、のろい口調て、声まで活気や力強さもありません。(サイモン・レイノルズ)
photo credit: donnierayjones Reese on the Swing Glider via photopin (license)
不幸な人は歩き方まで、元気がないと言います。
呼吸は浅くなり深いため息をつきながら、身体を小さくして歩きます。
不幸になると活気や力強さまで失ってしまうのです。
こんな時には、幸せのループを使ってみるとよいでしょう!
身体の動きを活発にすることで、感情も変えられます。
街を歩く人たちを観察してみれば、その人の気分が外見に表れていることがわかるはずです。
元気な人、幸せな人はアクティブに見えるはずです。
身体を動かすこと、姿勢を正して歩くことで、私たちは幸せな気分を取り戻せます。
かのデール・カーネギーも次の言葉を残しています。
悩み事は、散歩して忘れるのが一番だ。まあ、ちょっと外へ出てみたまえ。ほら、悩みごとなんか、翼が生えて飛んで行ってしまう。(デール・カーネギー)
自分の嬉しい時の身体の動きを思い出してください。
背筋を伸ばし、動作も速く、きびきびと歩いているはずです。
元気な時には、よく笑い、エネルギッシュに話し、深く呼吸をしています。
幸せのループ=身体の動きを良くすることで、私たちは幸せになれるのです。
つらいことがあったら、大きく深呼吸してみましょう。
鼻から大きく息を吸い、ゆっくりと吐き出してみるのです。
これを数回続けてみれば、嫌な気分を和らげることができるはずです。
次に鏡の前で、自分に向かって微笑んでみましょう。
笑顔になることで、脳が幸せを感じ始めます。
生きるかぎりは歌いながら行こうよ。道はそうすれば、それだけ退屈でなくなる。(ウェルギリウス)
このように嬉しい時には私たちはポジティブな歩き方をしています。
これを応用して、脳を騙すのです。
私たちが元気に歩き始めると、脳は自分を幸せだと判断します。
幸せな考えは、幸せな動きにつながり
逆に幸せな動きは幸せな考えにつながるのです。
この幸せのループを日常に取り入れれば、私たちはあっという間に幸せになれます。
アクティブに動く時は嬉しい時だと脳は判断してしまうのです。
幸せな考えは、幸せな動きにつながり
逆に、幸せな動きは幸せな考えにつながるのです。
元気に歩く、笑う、大きく深呼吸する、背筋を伸ばすことを
習慣にすることで、私たちは幸せな気分を味わえます。
この幸せのループを活用して、幸せな時間を少しでも長くしましょう!
参考図書 8分間で幸せになる法(サイモン・レイノルズ著)
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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