ボブ・トビン氏のA PERFECT DAY 生きるなら、最高の日をの書評

人生の喜びを増やすには、習慣を変え、新しいスキルを身につけ、新たな多種多様な関係を結ぶ必要があります。全てあなたにもできることばかりです。(ボブ・トビン)


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人生を変えたければ、まずはパーフェクトな1日を!

アメリカでトップコンサルタントとして活躍し、慶應義塾大学の名誉教授でもあるボブ・トビン氏のA PERFECT DAY 生きるなら、最高の日をの内容に共感を覚えたので、今日はこの本を紹介したいと思います。

著者のボブは私たち全員がパーフェクトな人生を送ることができると述べています。そのためにはパーフェクトな1日を過ごすことが必要になります。

あなたにはパーフェクトな人生を送る価値があります。「パーフェクト」とは、何が起ころうとも、その状況にうまく適切に自信を持って対処でき、今以上の喜びと幸せに満ちた人生を送ることを意味します。「何をやってもうまくいかない日々」に別れを告げることができるのです。満ち足りた一日がさらにパーフェクトな人生をつくります。そして、価値のある人生を手に入れることは誰にもできるのです。

パーフェクトな1日を積み重ねるために、著者は47の秘訣を紹介しています。この中から私が気になったメソッドを書いていきたいと思います。

■「やらないこと」リストを作る
このブログの読者の方にはなんどもお伝えしていますが、時間を無駄遣いしている人は、「やることリスト」より、「やらないことリスト」を作る方がはるかに効果があります。多くの人は時間を使うのが下手で、日々やってはいけないことに時間を浪費しています。(やらないことリストの過去記事

「やらないことリスト」は、やめたいと思っているのにやめられない悪しき習慣を断ち切るためのリストです。あなたが望む前向きな人生に向かって正しい軌道を保つために、このリストが役に立ちます。

私は本書を読みながら、改めて自分の「やらないことリスト」を見直してみました。著者のリストを参考にしながら、次のリストを作ってみました。
・ネガテイブな言葉を使わない
・他人と自分を比べない
・人の悪口を言わない
人を妬まない
・ノーと言いたいときに、イエスと言わない
・嫌な空間に出入りしない
・ネガティブな人を避ける

■常に学び続ける

学校を出た後、私たちは学ばなくなります。しかし、変化の激しい時代に学びをやめてしまうと自分の価値を落としてしまいます。自分の専門分野のスキルアップは当然ですが、他の分野について学ぶことで、自分の可能性を広げられます。人は誰からも、どんな状況からでも学ぶことができます。すべての人があなたの師となり得ます。上司や同僚の姿勢や言葉から学びを得ることで、人生を変えられるのです。

興味があったけれども踏み出しきれなかったことに挑戦すれば、新たな目線で物事を見聞きすることができるようになります。学びには終わりがないのです。頭や心を新鮮に保つためにもできる限り精一杯学び続けてください

先日、アメリカ出張の際に私は自分の英語レベルが下がっていることに気づきました。帰国後、英語のオンラインプログラムを申し込み、毎日学ぶことを続けています。オンラインで様々な教師から学ぶことで、日々新鮮な気持ちになれ、脳を活性化できるようになりました。英語を学ぶために、自分のタスクを見直すことで、今ここに集中できるようになるなど時間の使い方も変わりました。

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仕事という舞台で最高なパフォーマンスを発揮しよう!

■仕事はあなたの舞台

自分の舞台で最善を尽くすこと、それ自体が素晴らしい成果を生むのです。自分にできる最高の仕事をすることで大きな満足感が得られますが、それがさらにあなたが期待もしていなかった、思わぬチャンスに繋がることもあるのです。舞台であなたにしか出来ないことを披露するチャンスを決して逃さないでください。どんなに小さな舞台であってもです。

舞台は役者や歌手だけのものではありません。日々の仕事場を自分の舞台にして、最高なパーフォマンスを発揮しましょう。自分の素晴らしさをこの舞台で見せることで、チャンスが人がると著者は言います。ボブ・トビン氏が著者になれたのも、あるカンファレンスでの発表で全力を尽くし、編集者に見つけてもらえたからです。

■ポジティブなエネルギーを放つ

あなたが持つエネルギーは、口を開く前からあなたの人となりを相手に伝えます。個々の持つエネルギーは、周りに醸し出される雰囲気でもあり、その雰囲気があなたを魅力的に見せることもあれば、その逆のこともあります。

著者はよりポジティブなエネルギーを生み出すための簡単な方法をいくつか書いています。
1.ビジネスシーンでも、プライベートシーンでも、人をほめる。
2.ポジティブな同僚や友人を見つける。
3.ネガティブな思考をゴミ箱に捨てる。
4.ロ角をあげる。笑顔を絶やさないことはポジティブなエネルギーを養う一番手っ取り早い方法です。
5.ネガティブで気がめいるような場所や会話から身を遠ざける。
6.あらゆる機会をとらえて、人に「ありがとう」と言う。「ありがとう」は魔法のような言葉です。あなたがポジティブなエネルギーを見せれば、さらにポジティブなエネルギーがあなたに返ってきます。
この6つの習慣を身につけるだけで、人間関係が改善し、良いことが起こるようになると思います。私もありがとうを口癖にしていますが、本当にありがとうは魔法の言葉だと思います。(ありがとうは魔法の言葉の過去記事

勇気を出して嫌な人と縁を切る
世の中には嫌な人がたくさんいます。その人たちと付き合うことで、自分のエネルギーを奪われしまいます。ネガティブな人を出来るだけ遠ざけ、新たな人にエネルギーを使う方がはるかに生産的で結果を残せます。勇気を出して、嫌な人を遠ざけ、自分を成長させてくれる人とだけ付き合うようにするのです。元気になれる人との時間を増やすことで、1日を完璧なものに変えられます。

まとめ

ボブ・トビン氏のパーフェクトな1日を送るための47の秘訣を身につけることで、人生をより豊かなものにできます。パーフェクトな1日を積み重ねることで、周りと自分を笑顔にでき、幸せな時間を増やせるようになるのです。満ち足りた1日がさらにパーフェクトな人生をつくってくれます。

 

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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