ネガティブな人を引き寄せない方法

人は、意識しないでいると自然とネガティブなことを考えがちになってしあおまうものです。なぜなら、テレビや雑誌などのメディアが不安を煽るようなニュースを当たり前のように垂れ流し、私たちは四六時中その影響下に置かれているからです。(サチン・チョードリー)

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photo credit: sniggie Poring over business news everyday via photopin (license)

頭で考える前にやってみた人がうまくいく書評ブログを続けます。
メディアは昔から、ネガティブなニュースを流し続けています。
他人の不幸を喜ぶのは、人間の脳がそういう仕組みになっているからで
メディアもそれをくすぐりながら、上手に商売をしているのです。
脳は妬みがある場合、その人の不幸を喜ぶことがわかってますから
ワイドショーが政治家や芸能人を叩くのにも理由があるのです。
明るい話よりも人の転落劇などネガティブなニュースの方が
視聴率が稼げますから、どうしてもそういう情報が多くなるのです。

朝から晩までメディアに接していると世の中が悪いことだらけに見えてしまいますが
メディアの特性を理解できれば、距離を置けるはずです。
悪いニュースを見れば、人はそれを話題にしたくなります。
こういう会話を続けていると、自分もいつの間にかネガティブになってしまいます。
自分のコミュニケーションの質を低くしないためにも
メディアとの接触時間をコントロールして、悪い情報から離れるようにしましょう。
その時間を読書や運動に当てることで、自分を改善できるはずです。

あなたが会うたびにネガティブな話題を振る人物なら、あなたと会う人々はあなたを「ネガティブな人」だと思うようになるのは当然です。ネガティブな話題ばかり振ってくる人は、人を不安にさせ、元気を失わせ、意欲を低下させることを知っておいてください。

相手にネガティブな印象を与えると、結局は自分が損を被ります。
ネガティブな話題は周りを疲弊させるだけでなく
自分の周りにネガティブな人を引き寄せてしまいます。

以前の私は愚痴や他人の批判ばかりをしていましたが
私の周りはネガティブな空気が蔓延し、ポジティブな人の居場所はありませんでした。
これでは幸せになれるわけがありません。
悪い言葉を使うことで、アクティブな人たちを遠ざけ、自分の運を下げていたのです。

10年前に断酒したときに、私は自分の意識と言葉をポジティブに変えました。
ネガティブ話題を避け、ポジティブな会話を心がけるようにしたのです。
ここから私の運気は高まり、良いことが起こるようになったのです。

著者のサチン・チョードリーは、自分の心を開くことが大切だと言います。

自分のファンを増やしたい場合は、ポジティブな発言を心がけるのに加え、「相手の興味のあることを話す」「相手をほめる」ことが大切です。人間は、誰もが「自分に興味を持ってほしい」と思っている生き物なのです。自分に対して無関心な人には、誰もが心を閉ざしてしまいます。

相手への関心を持ち、相手を褒めることで、周りの空気を変えられます。
他者を変えるのは難しいですが、自分の言葉や態度は変えられます。
相手の心を開くためには、相手への興味を持つことが早道です。
その際、相手の長所を見つけて、ほめることを習慣にするのです。
ほめ言葉と笑顔がお互いの関係を一気に良くしてくれます。

相手に興味を持って真剣に向き合い、相手の好きなことを聞き出して、それを話題にするようにしましょう。そして、「相手をほめる」ことで、人は自分が変われるのかもしれないという可能性に心を開くようになります。すると、人はあなたに会うたびに前向きな気分になれるため、いつしかあなたのファンになってくれるのです。

ネガティブになるのも、ポジティブになるのも自分の選択次第です。
ほんの少しでもポジティブな会話を心がけることで、人間関係を変えられます。
まずは、相手に興味を持って、強みを探すことから始めてみましょう!

今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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