何事もまずは100日間続けてみる!

人格は、くり返す行動によって作られる。ゆえに優秀さを決めるのは、単発的な行動ではなく習慣である(アリストテレス)


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さまざまな情報を見るにつけ、自分も実践しようと思うことがあるものです。こんな生活術を自分も取り入れたい。もっと健康な身体になるためにこれをやってみたい。いろんな情報を目にするたびに、あれこれと挑戦したくあなるものです。ところが実際に長続きせず、一週間もやれば飽きてしまった、そんな経験は誰しももっているでしょう。(枡野俊明)

まずは、100日間続けてみる!

多くの人は自分を変えるために、様々なアクションをスタートしますが
なかなかそれが身につきません。
三日坊主という言葉が有名ですが、だいたい人は3日で諦めてしまいます。

まずは、そこを乗り越えることを意識しましょう。
毎朝、習慣にしたいことをするための時間を決め
優先して行動することで、先延ばしを防げます。
行動を繰り返すうちに、だんだんとそれが身につくようになります。

まずは100日間を目標に行動を続けてみるのです。

もしも自分が取り入れたいと思うものがあれば、そしてそれが自分の生活を豊かにしてくれるものであるならば、とにかく3日続けてみることです。この段階では、まだまだ習慣として身についてはいません。さらに続けて100日も過ぎれば、それは身体に染みついた習慣となるのです。習慣になってしまえばもうこっちのものです。とにかくそれをやらないと身体が落ち着かなくなってくる。

多くの書籍が新しい習慣を身につけるためには
3週間あれば十分だと紹介していますが
実際にはもう少し、時間がかかるようです。

禅僧の枡野氏が100日を目標に設定しているのも理由があります。
ロンドン大学の研究によるとものによっては
半年ぐらい習慣化のために、時間がかかる場合があるのです。
新しい習慣を身につけるために必要とされる期間は
平均して66日間だと言いますから
3週間続いたからと言って、安心しないようにしましょう。
実際には3週間では、習慣化できていない可能性が高いのです。

私は禁酒する際に、この3週間ルールがネックになりました。
3週間経ったから大丈夫だと思って、少し飲んでしまうと
元の木阿弥で、またお酒を大量に飲んでしまう悪循環に陥りました。
そのため10年前に完全にお酒をやめることを決めましたが
飲まないことが当たり前になるのには、100日ぐらいの時間が必要でした。
身に着けたい習慣の程度にもよりますが
66日から100日あれば、大抵の習慣は身につくはずです。

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禅僧のように朝の挨拶から始めてみよう!

良いことを習慣にしたければ、多くのことを一気に始めるのではなく
まずは一つの行動に絞ってスタートすることが肝心です。
一つが習慣にできたら、次の目標に取り掛かりましょう。
小さな習慣を一つづつ積み重ねるうちに
人生はより良くなるのですから、焦りは禁物です。
何も考えなくとも、身体が勝手に動いてしまうようになったら
次の行動を習慣にすればよいのです。

もしも人づき合いが苦手だと思っているのなら
とにかく毎朝会う人みんなに「おはようございます」と
大きな声で挨拶をしてみるとよいと枡野氏は言います。
最初のころには気恥ずかしいかもしれませんが
とにかく100日間続けてみましょう。
だんだんと、挨拶をしないと気持ちが悪いと思うようになってくるはずです。
やがては「あの人は毎朝元気に挨拶をしてくれる」
「あの人の声を聞くと元気になるな」と相手が思うようになり
自然とあなたの周りにはたくさんの人が集まってきます。

心地よい習慣は周りに伝染していきます。
自分の良い習慣を増やして、それを伝染させることで
周りの人をワクワクな人に変えてしまいましょう。
そうすることで、仲間が笑顔になり、良いことが起こり始めます。

まとめ

自分の人生をより良くするための行動を
まずは一つリストアップし、毎日、それを続けましょう。
私は断酒、早起き、瞑想、笑顔、挨拶、感謝など良いと思った習慣を
取り入れることで幸せな時間を増やせました。
良い習慣を周りに伝染させることで、私たちは幸せになれるのです。
66日から100日継続して、良い習慣をどんどん身につけましょう。

参考図書 枡野俊明氏の怒らない 禅の作法限りなくシンプルに、豊かに暮らす
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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