脂肪を食べたから体の脂肪が増えるのではないということです。食べたものは、消化・吸収の過程で、新しい物質に分解・合成されていきます。脂肪を食べたから、そのまま脂肪になるというのではなく、糖質を過剰摂取してブドウ糖が余ると、中性脂肪が蓄積されるのです。(牧田善ニ)
photo credit: Tom Simpson 1963 Grilled Cheese & Coke banner via photopin (license)
太る原因は糖質だった??
牧田善二氏の医者が教える食事術 最強の教科書に
書かれていることを実践すると無理なくダイエットをできそうです。
医学博士の牧田氏は最新の医療データや統計データを活用し
太るメカニズムを解明し、本当に体に良い68の食事法を見つけました。
今日は太る原因と考えられている糖質について考えていきたいと思います。
普通の人が体重を維持するための基準値は
男性で1日で120グラム、女性で110グラム以下になります。
著者は太っている人が確実に体重を落としていくためには
一日の糖質摂取量を60グラム以下に抑える必要があると言います。
多くの人は糖質を意識せずに食事を摂取していますが
これが現代人を太らせているのです。
コンビニやレストランでの食事の際に
私たちはほとんど糖質について考えずにメニューを選んでいます。
例えば、うどん1玉には53グラム、実に角砂糖13個分の糖質が含まれています。
清涼飲料やジュース、菓子パンには多くの糖質が含まれていますから
過剰摂取することは厳禁です。
野菜の中では、イモ類などの根菜類に糖質が多く含まれています。
居酒屋で人気のポテトサラダを食べるのは、あまり賢い選択とは言えません。
ジャガイモの糖質やマヨネーズがあなたを太らせてしまうのです。
毎日口に入れる糖質を制限し、上手に糖質量をコントロールしないと
太るリスクを高めたり、健康を害してしまうのです。
医者が教える食事術 最強の教科書20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68【電子書籍】[ 牧田善二 ] |
痩せるために上手に糖質を制限しよう!
まず毎日の食事からごはんやパン、麺類、イモ類を減らしていきます。その分、野菜や、お肉、魚、豆腐などをお腹いっぱい食べてください。カロリーは一切、気にしなくて大丈夫です。もちろん、缶コーヒーやジュース、清涼飲料水は厳禁です。喉が渇いたときは、水かお茶を飲むクセをつけましょう。また、ケーキやスナック菓子、せんべいなども糖質の塊と考えて食べないようにします。
糖質悪性度の高い食事をやめることがポイントだと
牧田医師は指摘しています。
悪性度の高い食べ物が本書で5つ紹介されていましたが
これらを食べないようにすることで
私たちはやせると同時に健康な体を取り戻せます。
1、缶コーヒーや清涼飲料水ジュースなど
2、砂糖の入ったお菓子
3、果物
4、白米、白いパン、うどんなど
5、玄米や全粒粉パン、イモ類
果物や玄米や全粒粉パンなどはビタミンが豊富ですから
食べすぎに注意すれば問題ありませんが
食べる量をコントロールすべきです。
ラーメン、パスタなど単品の食事をやめ
和食などバランスの良い食事を摂取すべきです。
キノコや海藻など食物繊維の豊富な食材を食べることで
腸内環境のバランスが整います。
野菜や海藻を食べることで腸内環境がよくなり
肥満や糖尿病。大腸ガンになることを予防してくれます。
また、質のいい水をたくさん飲むことで、血中の糖の濃度が薄まります。
1日に2リットルの水を飲むことを目標にしましょう。
血糖値が上がりすぎないようにすることが
肥満防止の第一歩なのですから
朝起きた時、夜眠る前、喉の渇きを覚える前に水を飲むようにします。
ジュースや清涼飲料をやめて、細胞の代謝のために
水を飲むことを習慣にすべきです。
まとめ
太る原因はしぼうではなく、糖質であることを覚えておきましょう。
日常に摂取している糖質をリストアップし、できるだけ減らしていくのです。
自分の健康を守るためにバランスのよい食事をこころがけると
確実に体重を減らせます。
また、野菜や海藻、キノコをたべることで
腸内環境をよくでき、生活習慣病のリスクも下げられます。
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