忙しくて自分の好きなことをする時間が作れない、ということは決してないはず。それは優先順位づけの問題にすぎないのだから。つまり、ふだんの一日の過ごし方を評価し、自分が尊重することに時間を捧げているかどうか。自分にとって本当に重要なことであれば、生活に組み入れる方法は見つかるものだ。(ジェシカ・ターナー)
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自分にとってもっとも重要なことは何かを絶えず意識する!
FacebookのCOOのシェリル・サンドバーグは忙しいにも関わらず
子どもたちと6時に夕飯を食べるために、毎日午後5時半に退社します。
インテルの元社長のアンドリュー・グローブは毎日8時に出社し
6時に退社することを習慣にしていたそうです。
ヴァージン・グループの創業者のリチャード・ブランソンは
複数の企業を経営しながら、プライベートも楽しんでいます。
個人所有の島をエンジョイしたり、冒険家としても大活躍しています。
彼らは自分の時間に優先順位をつけ
仕事を早く終わらせることを習慣にしているのです。
冒険しなければ、利益は得られない(Nothing ventured, Nothing gained.)。成功を約束する要素や技術はこの世に存在しない。ビジネスの成功を明確に保証したり、手法を香水のように瓶詰めにすることはできない。自分自身でやってみて、実践を身につけなければならない。(リチャード・ブランソン)
ただ長時間、仕事をしているだけでは、人生をエンジョイできません。
当然、自分を消耗させてしまいますから、良いアイデアも期待できなくなります。
忙しい経営者たちはどうやって時間を作っているのでしょうか?
彼らは適当なところで切り上げる習慣を身につけています!
そして、自分にしかできないことを決め、そこに集中しています。
やるべきことは自分で実践し、その他のことは人に任せてしまうのです。
リチャード・ブランソンは他の誰よりも先に
自ら冒険することで、利益を得ているのです。
やるべきことは常にいくらでも、どんな分野にも存在します。
職場で長時間過ごすと永遠に業務から逃れられなくなります。
タスクには終わりがないのですから、自分のやるべきことに集中します。
たとえ忙しくても勇気を持って、そこから早く退出しましょう。
そして、新たなことにチャレンジすることを自分に課すのです。
この冒険を心がけない限り、成功は手に入りません。
家族や仲間との時間もしっかり確保しないと
幸せが逃げていきますから、働きすぎには注意が必要です。
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仕事は決して片付くことはないとマインドセットを変える!
私の一日が終わるのは、疲れて帰り出すときであり、仕事が片づいたときではない。私の仕事が片づくことなど、決してないからだ。主婦と同様、経営者の仕事には終わりがない。やらなくてはならないこと、やったほうがよいことが常に無限にあって、やりきれる量を常に超えているのである。(アンドリュー・グローブ)
成功している経営者たちは重要なタスクに集中し
それ以外の業務を他者に任せるようにしたり
やることをそもそもあきらめています。
仕事が片付いた時ではなく、自分が疲れたら帰るようにするだけでも
仕事のやり方が変わるはずです。
すべてのタスクを終わらせることはできないのですから
家族との時間や自分の健康を考え、無理をしないようにしましょう。
疲れた心と体で頑張ったととしても、パフォーマンスが落ち
良い結果を得られるわけはありません。
やるべきタスクは常にいくらでもあるのですから
上手に仕事に見切りをつけるようにしましょう。
自分が本当にやるべきタスクを洗い出し
それに集中して、あとは人に任せるのです。
適当なところで切り上げる習慣を身につけ、自分のために時間を使うと決め
日々のスケジュールをコントロールすべきです。
まとめ
最も忙しい人たちは仕事だけでなく、人生をエンジョイしています。
彼らは仕事に際限がないことを知っていて、見極めを上手にしています。
人は1日24時間働ける訳ではないので、無理をするのはやめましょう。
自分を消耗させると良いアイデアは生まれてきませんし
人との出会いもデザインできなくなります。
自分の可能性を閉じないためにも、早くオフィスを出ることを意識すべきです。
最も忙しい人たちの時間術を見習い、マインドセットを変えることで
人生を今まで以上にエンジョイできるようになります。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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