言い訳に打ち克って素晴らしい成果を上げたときには、
楽な道を選んで得られる一時的な喜びより
はるかに大きな喜びを感じられるのだ。(ウェイン・W・ダイアー)
ウェイン・W・ダイアーの「言い訳」をやめるといいことがたくさん起こる!を
最近読み返していますが、言い訳がいかに人生をつまらなくしているかを
これほどわかりやすく解説してくれる一冊はありません。
ウェイン・W・ダイアーのこの本に書かれている言葉は
どれもエネルギーに満ちあふれ、読むことでやる気がチャージできるのです。
言い訳を言うとその分不幸になると思えるようになりました。
他人のせいにして「責任逃れ」ができる 「言い訳」の究極の見返りは、「自分の不十分さに対する責任から逃れ、誰か他の人の肩に負わせること」だ。あなたが失敗すると、エゴは「誰か他の人のせいだ」という。不幸、不健康、貧乏、不運、臆病などはすべて、あなた以外のものや人のせいだどいうのだ。
いつも言い訳を言って責任逃れをしていると
どんどんアクションを起こせなくなります。
口を使ってできない理由を説明し始めると、間違いなく行動が疎かになります。
口は決意を使うためのものだと思って、今すぐ言い訳を封印しましょう。
環境を他者のせいにすることは楽なのですが
今の自分が悪い状況にいるのなら、いったんこう思ってみましょう。
「今の自分を作ったのは過去の自分の数々の選択の結果だ!」と。
私の場合も楽な方、楽な方を選択している時期がありました。
「今日は疲れたから、明日やろう!」「時間がないから明日やろう!」などの言い訳で
行動を先延ばしをして、いつの間にか40代半ばになっていました。
時間を浪費して、働き盛りの30代を棒に振ってしまったのです。
これでは駄目だと思い、環境のせいにするのをやめて
自分の選択を変えることにして、44歳のときに断酒を決断しました。
人生では「今」という瞬間がすべてだ。これまでもそうだったし、これからもそうだ。しかし、この瞬間を楽しく幸福に生きる方法が数多くあるのと同じように、今を精一杯生きることから逃げる方法も数多くある。意気消沈したり元気がなかったりするとき、自分にこう問いかけてほしい。「お前は人生の貴重なこの瞬間を、こんなふうに使いたいのか」こう問いかけることで、今ここにいるということ(体の中だけではなく、思いの中でも)の重要性を自覚できる。
断酒をすることで、「今」という時間の重要性を認識しました。
いつも素面でいることで、「今」をより楽しめるようになったのです。
お酒を飲む時間を書く時間に置き換えることで、書籍の出版ができるようになりました。
時間がないと言い訳を言っていると他の誰かにチャンスを奪われるのが
出版の世界だと仮説を組み立て、隙間時間を使ってこのブログを書きはじめたら
多くのチャンスが引き寄せられてきました。
書き続けることで、出版関係の方々に見つけてもらえるようになり
私のような普通のサラリーマンが定期的に出版できるようになったのです。
お酒をやめて、毎日書くことを継続してきたことで
出版関係などの新たな人脈を築け、ネットワークを充実させることができました。
著者や編集者の方々との交流を通じて、「今」をより楽しめるようになったのです。
これも7年前に断酒を決めたこと=自分を変えたことがスタートラインなのです。
お酒を言い訳に使うことをやめたからこそ、手に入れられた果実なのです。
「お前は人生の貴重なこの瞬間を、こんなふうに使いたいのか?」という
ウェイン・W・ダイアーの質問は自分にしてみるのは、とてもよいと思います。
言い訳が頭に浮かんだら、絶えずこの質問を繰り返すとよいと思います。
貴重な今という時間の使い方が変わるはずです。
今という瞬間を、宇宙からの素晴らしい贈り物だと考えてほしい。過去の自分について考えたり、誰かが自分を傷つけたことを反劉したり、将来を案じたりすることに「今」という貴重な贈り物を使ってしまったら、宇宙に対して、「いえ、そんな贈り物はいりません」と拒絶するのと同じことなのだ。
ウェイン・W・ダイアーの言葉を信じて
今という時間を言い訳で浪費するのをやめると
行動が変わり、良いことが起こり始めると思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございます!
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