私は3つの会社を辞めたし、あとはクビになった。クビとは、時に突然やってくるサプライズであり、急いで何とかしなければならない立場に立たされるわけだが、とはいえ、天の恵みであることも多い。つまり、ほかの誰かがあなたに代わって決断を下してくれたわけだ。また、人生の残りの部分を適職とは言えない仕事にしがみついていることは不可能でもある。(ティモシー・フェリス)
Business photo created by senivpetro – www.freepik.com
自分の夢を墓場まで持って行かないために
ティモシー・フェリスの 「週4時間」だけ働く。を再読しています。フェリスはアメリカの実業家・投資家として活躍するかたわら、作家として情報発信をしています。起業を考えるビジネスマンや経営者は本書で紹介されている「ニューリッチ」のノウハウを活用することで、成功の確率を高められます。彼の提唱するニューリッチとは、先送り人生プランを捨て、「時間」と「移動」を使い、「今」をふんだんに生きる人です。
将来やろうと思っていることは、先延ばしにせずに今やることが重要です。 フェリスも自分がクビになることで、自分がやりたいことに時間を使えるようになったのです。クビになることをラッキーと捉え、自分との対話の時間を持てます。多くのビジネスマンは30年も40年も、自分のやりたくないこと、つまらないことに時間を使い、精神的に死んでいくのです。
完壁な条件などありえない。「いつかやろう」は一種の病であり、
あなたの夢は墓場まで持って行かれて実現することはなくなる。 賛否両論を並べ立てても、双方に大した差はない。 あなたにとって大事なことなら、そして「いつかは」 やりたいと思っているならば、今、それをやろう。 途中でコースを修正するのだ。
時間は有限の資産で、限りがあるのですから、いつかやると考えるのをやめ、本当にやりたいことに時間を使うようにしましょう。仕事を辞めるのにふさわしい時期を待つのではなく、タイミングを自分で決めるのです。いつかやろうは一種の病であり、あなたの夢は墓場まで持って行かれてしまいます。自分にとって大事なことなら、今それをやるべきです。
|
自分が本気でやりたいことに時間とお金を使おう!
参加せねばならないときには、3つのことを決めておくべし。ゲームのルールと、賭け時、そして引き時。 (中国のことわざ)
今、やるべきことは何かを明確にし、それに時間を使うべきです。5年前、10年前、いや20年前に下した間違った決断の結果を引きずって、ゴールを目指しても幸せにはなれません。学生時代に選択した会社や仕事がつまらなければ、それにしがみつくのをやめましょう。不幸な時間を過ごすのをやめ、正しい決断を今下さなければ、未来の自分は後悔を繰り返し、惨めな気持ちを味わうはずです。
フェリスはプライドにとらわれるのをやめ、自分の心に忠実になるべきだと言います。
もしプライドがあなたを押しとどめているのなら、あなたは、同じ理由で、これから先の5年、10年、20年間の人生を嫌々生きることになるだろう。私は間違った状態にいることも、自分の会社とともに果ては行き止まりのレール上にいることも嫌いである。
プライドを持つことで、敗者になるのが正しい選択だとは思えません。人生の勝者になるためには、うまくいかないことをやめる能力が必要なのです。
もし、うまくいかない人生を送っているのなら、あなたの過去の選択が間違っているのです。これから先の人生をよくしたいのなら、本当にやりたいことを明らかにし、それに時間を使うべきです。無用で無駄な仕事や不要なストレスを捨て、幸福な時間を増やしましょう。自分が本気でやりたいことに時間とお金を使うようにすることで、私たちは幸せになれるのです。
まとめ
ティモシー・フェリスの彼の提唱するニューリッチとは、先送り人生プランを捨て、「時間」と「移動」を使い、「今」をふんだんに生きる人です。時間は有限の資産で、限りがあるのですから、いつかやると考えるのをやめ、本当にやりたいことに時間を使うようにしましょう。
ブロガー・ビジネスプロデューサーの徳本昌大の5冊目のiPhoneアプリ習慣術がKindle Unlimitedで読み放題です!ぜひ、ご一読ください。
コメント