ジョン・C.マクスウェルのNO LIMITS 「できる人」は限界をつくらないの書評

「高い意識」を持って成長していけば、「能力」を伸ばし、「正しい選択」をし、持てる力を最大限に発揮できる。これは成功の方程式だ。そして、より満足のいく人生を謳歌するためには、自身の「短所」ではなく「長所」に目を向けることだ。「長所を磨く」ほうが、「短所を直す」より、遥かに簡単に能力を伸ばしていける。人として、リーダーとして「持てる力」を最大限に発揮するには、長所を伸ばし、とにかく行動を起こすことだ。(ジョン・C.マクスウェル)


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自分の無限の可能性に気づこう!

ジョン・C.マクスウェルNO LIMITS 「できる人」は限界をつくらないが面白い。著作家、講演者、牧師である彼の言葉から、私たちはよりよく生きるためのヒントをもらえます。

いつも同じことばかりしていたら、同じ結果しか得られず、未来を変えることはできません。新しいことに臆することなく、挑戦しない限り、自分を変えることはできません。私は44歳までの20年間、アルコールとの戦いを続けました。お酒をやめようとなんども思いましたが、夜になるとお酒の誘惑に負け、アルコールを飲む生活を続けていたのです。この悪い習慣が自分の人生をダメにすると考え、12年前にお酒をやめることを宣言し、自分の習慣を置き換えることにしました。自分の強みである戦略性やコミュニケーション力にフォーカスし、アウトプットを最大化することにしたのです。

私はお酒という小さな快楽にとらわれ、自分の限界を勝手に作っていました。お酒を飲むことに意識を集中していた頃は、新たなチャレンジを避けていたのです。しかし、お酒をやめ、自分の強みを棚卸しすることで、結果を出せるようになったのです。

著者は自分を変えるための心構え(大胆に挑むための心構え)を3つ紹介しています。
1、自分の「無限の可能性」に心を開く
自分の可能性はこの程度だという考えを捨て、自分の無限の可能性を信じてみましょう。
2、「常に自分を高めていく」と決める

自分を高めていく覚悟を持つと、自身の「進むべき道」が明確になり、自身の潜在能力を見極められるようにもなる。また、限界に挑戦する力も養われ、人を理解する包容力も身につく。さらに、影響力を持つ人との繋がりが生まれ、自身の長所を最大化し、短所を最小化することができる。ひいてはさらなる可能性への扉も開かれていくはずだ。

常に自分を高めていくためには、「新しい視点」で世界を眺め、ビジョンを作ることです。怠惰な自分にさよならを告げ、言い訳を封印しましょう。自分の強み、得意なことにフォーカスし、自分の目標を達成するための計画を作るのです。
3、自分を縛る「幻の鎖」を断ち切る
限界という自分の「幻の鎖」を断ち切ることで、自分を変えられます。「やらない理由」が次々に頭をよぎっても、積極的に行動を起こすことで自分を変えられます。私も酒を飲むのをやめ、インプットとアウトプットを続けるうちに著者や社外取締役になれました。自分の中の限界をなくすことで、元アル中のサラリーマンが東証で鐘をならすことも可能なのです。

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自分の人生の「新たな物語」を書き始めよう!

「今までどのような人生を歩んできたか」は関係ない。今ここで自分の人生の「新たな物語」を書き始めるのだ。(ジョン・C.マクスウェル)

自分はまだまだこんなものではないと信じ、自分の強みを伸ばすことに集中するのです。苦手なことではなく、強みにフォーカスし、自分の価値を磨くことで他者への貢献が可能になります。自分の人生を投げ出さずに、過去の辛い体験から抜け出すことで、新たな自分に生まれ変われます。

何歳になっても、自分を変えることは可能です。「意識一つで人生は変わる」という「自覚」を持つことで、自分の未来を変えられます。私は44歳の時に断酒を決め、新たな物語をスタートした過去の自分に感謝しています。あの時の強い決意があったから、今の自分があるのです。

自分の限界を打ち破るために伸ばしていくべきためには、活力、精神力、思考力、対人力、創造性、結果を出す力、影響力 の「七つの能力」を養う必要があります。この 「七つの能力」は、誰もが持っているものですから、それを引き出すようにしましょう。この「七つの能力」は互いに密接に連動し、一つを伸ばすと他の能力も高まります。

活力(心身のスタミナ)が向上すれば、影響力(リーダーシップ)も向上し、人々を鼓舞し、動かし、導いていく力も高まっていきます。反対に活力が落ちれば、創造性や人に対しての影響力が弱まります。自分のビジョンを明らかにし、エネルギーを向上できれば、自分の限界を外せるのです。時間には限りがありますが、自分のエネルギーにはリミッターはないのですから、自分の価値を高め、世の中に貢献しましょう。

まとめ

限界という自分の「幻の鎖」を断ち切ることで、自分を変えられます。「やらない理由」が次々に頭をよぎっても、積極的に行動を起こすことで自分を変えられます。自分の中の限界をなくし、新たな物語を紡ぐことで、よりよい人生を送れるようになります。

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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