ネガティブなレッテルを張り替えよう!


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Creative Calling クリエイティブ・コーリング 創造力を呼び出す習慣
著者:チェイス・ジャービス
出版社:CCCメディアハウス

本書の要約

自分のやりたいことをやり、クリエイティブな人生を送ることで、幸福度がアップします。クリエイティブに生きたければ、ネガティブなレッテルと先入観を剥がし、クリエイティブに生きると決めることです。理想の人生を描き、そのための行動をいますぐ起こしましょう。

クリエイティブに生きるためのビジョンを描こう!

クリエイティブな人生をおくったり、クリエイティブな仕事をしたりするには、設計が必要だ。どちらも意図して手に入れるものだ。奔放にクリエイティブな人生をおくっている人や、自分の好きなことをして収入を得ている人など、いわゆるラッキーな人たちも、じつは入念な計算に基づいてそういう人生を手に入れている。ビジョンを描き、それに向かって努力をしてきた人たちなのだ。

チェイス・ジャービスCreative Calling クリエイティブ・コーリング 創造力を呼び出す習慣書評を続けます。フォトグラファーの著者は、クリエイティブに生きるためには、ビジョンを描き、自分の人生をデザインすべきだと述べています。

クリエイターとして活躍している人たちも、最初は何もないところからスタートしています。彼らもあなたと同じようにゼロから、キャリアを始めたことを忘れてはいけません。最初から立派な人などいませんし、多くの失敗や嫌な体験を乗り越えることで、今の地位を築いてきたのです。

自分の創造性をどうやって表現したいのか?をまずは、自分に問いかけてみましょう。「今」にフォーカスし、残りの人生の一日一日で、どんな表現をしたいのかを考えるようにするとよいと著者は言います。たとえば、フォトグラファーとして仕事をしている人なら、婚礼写真を撮る仕事をやめて、自分が本当に満足できるような芸術的な写真を撮りはじめるのです。よりクリエイティブに生きることを選択することで、パフォーマンスも間違いなくアップします。

ある分野でプロとして活動しているからといって、それがあなたの唯一の表現方法である必要はない。

自分のやりたいことがあるのなら、それをあきらめるのではなく、表現してみるのです。自分らしい作品を生み出すことで、幸福度がアップします。

自分はどんなものを創造するのを楽しいと思うのか、自分に問いかけてみることで、あなたらしい新たな作品が生まれます。自分との対話を通じて、ワクワクすることが見つかったら、ギアを入れ替え、あらゆる可能性を考えてみましょう。ワクワクすることが増えれば、幸せな時間も自ずと増えていきます。

大事なことは今すぐやりたいことをスタートし、それを習慣にすることです。「この先どうなるか」と考えると不安な気持ちを覚え、行動できなくなりますから、「どこから始めるか」を考えるようにして、小さなことから始めましょう。自分の心の声に耳をすませば、自分の向かうべき方向がわかります。そこを歩き始め、未来の成功する自分をイメージし、自分がクリエイターであると口に出してみるのです。

自分のレッテルを変えてみよう!

ひるまずに自分の人生の最高傑作に挑むための最もシンプルで効果の高い方法は、これまで自分で自分に貼ってきたネガティブなレッテルをはがすことだ。

自分で自分に貼ったレッテルがネガティブなものであれば、今すぐそれをはがしましょう。私は13年前まではアルコール依存に苦しみ、自分にアル中というレッテルを貼っていました。どうせアル中だから成功できるわけがないと呟くことで、自分の可能性にブレーキを踏んでいたのです。

しかし、断酒に成功し、コーチングを受けることで、自分のやりたいことが見つかりました。著者になる、本を出版すると決めたことで、自分の可能性が広がりました。理想の自分をつくり、クリエイティブな人間だと思うことで、現実も変わってきます。

人は間違ったレッテルを受け入れてしまうとポジティブに動けなくなります。アルコール依存症というレッテルが自己肯定感を下げ、やる気を削いでいたのです。

果敢に、ネガティブなレッテルと先入観を根こそぎはがなければならない。「自分はクリエイティブな人間だ」。大きな声でそう言ってみよう。100回そう書いてみよう。新しいプログラムを脳に組み込むのは大変かもしれないが、やってみよう。それほどレッテルの影響は大きい。

アルコール依存症だった私が著者というレッテルを手に入れることで、クリエイティブな存在になれ、人から感謝されるようになったのです。もしも、自分にネガティブなレッテルを貼っているのなら、それをポジティブなものに張り替えましょう。マインドセットを変えること、自分の言葉と思考を変えることで、クリエイティブな人生が手に入ります。

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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