素敵な言葉を使うこと、良い質問をすることが人生をよくする鍵になりそうです。
いろいろな自己啓発書で書かれていることをまとめると
■目標を持ち、それを意識する。
■良い言葉を使う。
■自分がアクションできるような質問をする。
■良い行動を習慣化する。などがポイントになっています。
良い行動を促す良い質問ができると人生は変わり始めるのです。
この年になって良い質問を投げかけることで、行動をよくできると気づきました。
最近では、朝起きた時から、良い質問をしようと心がけています。
私たちは、間違いなく膨大な量の質問を、日々自分に対して投げかけています。
この質問を変えることで、人生が変わると
8年前に断酒した時に気づいたのです。
それ以来、質問に関する良書があると読むようにしているのですが
先日、Kindleで見つけたのが
すべては「前向き質問」でうまくいく 質問思考の技術/クエスチョン・シンキング
(マリリー・G・アダムス著)です。
以前、紙の本で読んだのですが、改めて新版を購入し、再読しました。
この質問に関する本はとても面白く、おすすめです。
本書の冒頭に書かれている監修の鈴木義幸氏の
「質問には2種類しかありません。学習者の質問と批判者の質問です。」という言葉が響きます。
どうしたらこのことから学べるだろうか」と常に自分に質問をしている人と、「どうしてこうなったんだ?」と質問している人がいるということです。そして、前者は内側に常に肯定的な感情を宿し、どんどん新しいことを学んでいくのに対して、後者は否定的な感情をわざわざ自らの中に自らで作り出し、新たな学びをなかなか起こすことができません。(鈴木義幸)
人生を変えるためには、膨大な自分への質問を変えることがスタートラインになります。
自分を傷つけるトラブルメーカークエスチョンをやめて
より良い結果を導くためのヘルプクエスチョンを使ってみるとよいでしょう。
人生を振り返ってみて「この瞬間の前と後では、まったく別の人生だ」というときはありませんか。私はそのような瞬間を経験し、それがこの「クエスチョン・シンキング”自分自身や他者への質問を変えることで、前向きな思考や建設的な結果を手に入れる思考法」を生むきっかけとなったのです。(マリリー・G・アダムス)
クエスチョン・シンキングとは、自分自身や他者への質問を変えることで
前向きな思考や建設的な結果を手に入れる思考法のことです。
質問の仕方を変えること、それは一瞬ででき
良い質問をし続けることで、やがては人生を変えられるのです。
冷静で建設的な質問をすることを習慣化しましょう。
例えば、自分に向かって以下のような自分を成長させる質問をしてみるのです。
■どうすればこの仕事ができるかしら?
■なにを学べるかしら?
■なにが可能かしら?
■あの人は何を必要としているのかな?
■みんなに協力してもらるベストの方法はなに?
自分に何ができるかは必ずしも選択できないが、起きていることに対して自分がなにができるかは選択できる。
こう考えて、まずは良い質問を自分に投げかけることを習慣化してみましょう。
質問力を鍛えることで、本当に面白いことが起こり始めます。
他者を批判する質問は今日でやめて
人から学ぶ質問をすることで未来がひらけるのです。
自分の質問をポジティブに変えることで
コミュニケーションがうまくいき始め、脳がワクワクするのです。
クエスチョン・シンキングを教えるうちに、あるひとつの事実かはっきりしてきました。それは「質問の世界とは可能性の世界だ」ということです。質問には私たちの心を開き、人と人とを結びつけ、時代遅れのハラダイムを振り捨てる力があります。時代の志向は、答や意見から、質問や好奇心へと移っていくでしょう。性急な判断、固定した物の見方、そして古くさい意見は、探究、発見、革新、協力といったものにとって代わられるでしょう
質問とはエゴを捨てて、相手との関係を強化するためのツールなのかもしれません。
相手と自分に対して、良い質問が投げかけられれば
他者に感謝の気持ちを持てるようになりますから、人間関係が変わります。
楽しくワクワク仲間と過ごせるようにするために、絶えず良い質問をしていきましょう。
最後にもう一度、鈴木義幸氏の言葉を紹介します。
自分で自分にかける質問を変えることで、仕事も人間関係もすべてうまくいくようになるでしょう。
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