他人の短所を見れば憂鬱になり、他人の長所を見れば人生は明るくなります。(デール・カーネギー)
人に褒めてもらうと私は単純なのでとても嬉しいですし
それだけでハッピーになれます。
多分、そういう風に褒めてくれる人は、私の短所を見ない振りをして
私の長所を見つけて下さっていることを忘れてはいけません。
また、私を褒めるために相当の努力をしていただいていると考えると
感謝の言葉しか浮かびません。
自分がしてもらって嬉しいことは、モデリングしてでもやるべきなのです。
人生を明るくハッピーにするシンプルな方法は
人間関係を難しくすること(人の短所を探すこと)をやめてしまうことです。
デール・カーネギーは仲間の長所を見つけて
お互いに褒めあうことがハッピーの近道だと私に教えてくれました。
自分の長所、欲求を忘れて、他人の長所を考えようではないか。そうすれば、お世辞などはまったく無用になる。うそでない心からの賞賛を与えよう。シュワップのように、「心から賛成し、惜しみなく賛辞を与えよう」。相手は、それを、心の奥深くしまいこんで、終生忘れないだろう—–与えた本人が忘れても、受けた相手は、いつまでも忘れないでいつくしむだろう。
相手の長所を褒めることで、終いには相手から感謝されるようになるのです。
カーネギーは小さな賞賛でもそれを相手は覚えてくれていて
人間関係の潤滑油になると言います。
自分では言ったことすら忘れている褒め言葉を案外と相手は覚えてくれているのです。
また、カーネギーはこうも言っています。
人間嫌いを直す簡単な方法は一つしかない。 相手の長所を見つけることだ。長所は必ず見つかるものだ。
長所を見つけるつもりでつきあえれば、確かに人間嫌いも治せそうですし
人の長所を探すことで、自分を成長させられそうです。
今まで見えていなかった人の長所を探すことで、新たな気づきももらえそうです。
その人のことが、苦手だと思えば、その人の「あら」しか見えませんが
長所を探すことで、新たな一面が好きになれるかもしれません。
逆に短所を探したり、それを矯正しようとすると人間関係は泥沼に陥ります。
他人の欠点を直してやろうという気持ちは、たしかに立派であり賞賛に価する。だが、どうしてまず自分の欠点を改めようとしないのだろう?他人を矯正するよりも、自分を直すほうがよほど得であり、危険も少ない。利己主義的な立場で考えれば、たしかにそうなるはずだ。
利己主義的な振る舞いを捨てないとなかなか人間関係はよくなりません。
まずは自分を変えることを意識すべきなのです。
その時にカーネギーの言うように、相手の長所を見つけることを
習慣化すると良いかもしれません。
過去の印象で判断するのでなく、相手のよい所を見つけようと考えることで
コミュニケーションは間違いなく変わっってきます。
その時に感謝の気持ちを持って、人と接すると結果が異なるようです。
最後に私の好きなカーネギーの言葉で終わりにします。
忘れてはいけない。 幸せはあなたが何者であるか、 あるいは、何を持っているかによって 決まるのではない。 何を考えるかによって 決まるのだ。
コメント