人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。過去の蓄積にこだわると、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。人生に挑み、ほんとうに生きるには、瞬間瞬間に新しく生まれかわって運命をひらくのだ。それには心身とも無一物、無条件でなければならない。捨てれば捨てるほど、いのちは分厚く、純粋にふくらんでくる。今までの自分なんか、蹴トバシてやる。そのつもりで、ちょうどいい。(岡本太郎)
自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか(岡本太郎著)を
読んでいますが、彼の発する言葉のパワーに圧倒されています。
自分のいる場所に安住していてはいけないと岡本氏は言います。
日々の選択の中で安易な道を選ぶと、ろくなことがないのです。
そしてみんな、必ずと言ってよいほど、安全な、間違いない道をとってしまう。それは保身の道だから。その方がモラルだと思っている。ぼくは、ほんとうにうんざりする。人々は運命に対して惰性的であることに安心している。これは昔からの慣習でもあるようだ。
「人は運命に対して惰性的であることに安住している。」という言葉が響きました。
自分の中の常識が邪魔をして、だんだんと行動を起こせなくなるのです。
私は自分に刺激を与えるため、変化するために、読書をしています。
他者の思考を覗くことで、自分の甘えを排除できるからです。
そして、いつもチャレンジャー(著者)から勇気をもらっています。
本を書くということは何かしらのスペシャリストであり
何かにチャレンジした人なのです。
彼らの人生や考え方には、私を動かす何かがあるはずなのです。
岡本氏の書籍は、凡人とは思考回路が違うので、特にオススメです。
夢を見ることは青春の特権だ。これは何も暦の上の年齢とは関係ない。十代でも、どうしようもない年寄りもいるし、七十、八十になってもハツラツとして夢を見つづけている若者もいる。だから年齢の問題ではないが、青年の心には夢が燃えている。だが、そういった夢を抑圧し閉ざしてしまう社会の壁がこの現代という時代にはあまりにも多すぎる。ぼくは口が裂けてもアキラメロなどとは言わない。それどころか、青年は己の夢にすべてのエネルギ ーを賭けるべきなのだ。勇気を持って飛び込んだらいい。
岡本太郎氏の本を読むことで、私は自分の夢リストを、再度見直しました。
いくつになっても夢を叶えられるのなら、 70歳以降でも夢を実現できるはずです。
脳と肉体の老化は防げると多くの本から学んだことで
私は食事の改善とエクササイズに取り組み始めました。
これにより自分の未来に新たな可能性を見出し、やりたいことがどんどん増えてきました。
体力や精神力を言い訳にするのをやめたら、未来が明るくなったのです。
今までは読まなかったダイエット本やエクササイズの本が
私の夢を叶えるためのヒントになったのです。
本と本の点を繋いでいくと思わぬことが起こり始めます。
一ヶ月で5Kg痩せたことで、私は本気で若返られると考えられるようになりました。
しかし、挑戦した上での不成功者と、挑戦を避けたままの不成功者とではまったく天地のへだたりがある。挑戦した不成功者には、再挑戦者としての新しい輝きが約束されるだろうが、挑戦を避けたままでオリてしまったやつには新しい人生などはない。ただただ成り行きにまかせてむなしい生涯を送るにちがいないだろう。それに、人間にとって成功とはいったい何だろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。夢がたとえ成就しなかったとしても、精いっぱい挑戦した、それで爽やかだ。
一度、何かをやろうと決めたら、諦めないことです。
そのためには、決めたことをすぐに行動に取り入れることです。
小さなことでも始めれば、三週間続ければ習慣化できます。
一つのことが習慣化できれば、次の行動を起こしやすくなります。
たとえ、結果が失敗だったしても、行動した事実は残ります。
また、行動すれば、良い仲間が見つかりますし
自分のマインドを良い方向に変えられます。
これが未来の資産となり、だんだんと夢が叶うようになっていきます。
マインドがポジティブになることで、仲間が良い話が運んできてくれたり
夢のサポートをしてくれるようになるからです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Milf Passage via photopin (license)
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