私が隙間時間で本を読む理由。今、自分が読んでいる本が、未来の自分の血肉になる!

フランスの美食家ブリア=サヴァランは「普段なにを食べているかを教えてくれたら、あなたがどんな人かをいってみせよう」と書いたが、同様にどんな本を読んでいるかはビジネスパーソンとしての能力、あるいはひとりの人間としての価値を静かに物語る。そうだとするならば、いまある仕事に追われて読書する時間を削っているとすると、未来の自分の可能性をみすみす殺しているようなもの。(堀紘一)

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ブリア=サヴァランの言うように、私たちの体は過去の食事でできあがっています。
良い食事を食べれば、健康な体を手に入れられますが
悪い食事ばかりでは、体が悲鳴をあげてしまいます。

教養がなければ、すぐにサヴァランのような人たちに
読書量が少なすぎると見透かされ、相手にされなくなってしまいます。
逆に、良書を読むことを習慣化すれば、私たちは新しい知識を得たり
著者の行動を疑似体験することで、多くのことを学べます。
読書によって、私たちは短時間でたくさんの果実を得られるのですから
そのための時間を積極的に作り出すべきなのです。

堀紘一氏の自分を変える読書術 学歴は学<習>歴で超えられる!を読むと
読書に時間を費やすことがいかに価値のあることかがわかります。

目の前の仕事に追われているといつの間にか視野が狭くなるものだが、本を読むことよりも大切な仕事がそうそうあるとは私には思えない。

仕事の合間の読書を習慣化することで
私たちは視野を広げたり、教養を高められます。
休み時間や隙間時間は本を読む時間だと決めて
読書をする時間にあてれば、その累積経験値によって
自らの人間的価値をアップできます。

難しいと感じる本でも毎日のように少しずつ読んでいくと慣れてくる。その難しさに慣れるという面もあるだろうし、著者独自のいいまわしや表現に慣れてきて理解しやすくなるということもあるだろう。

いつもやさしい本ばかりを読んでいては、私たちは成長できません。
時には難解な専門書を読んで、自分に刺激を与えましょう。
難しい本でも、継続していれば、やがては楽しく読めるようになります。
小学校の時の掛け算を思い出してみれば、習慣の力を思い出せるはずです。
慣れればできるようになるのは、読書も同じです。
毎日1ページでも読み続ければ、やがては著者の言葉がわかり始めます。
哲学書や経済学など、日頃、読まない本にこそ
自分を成長させるヒントがあるかもしれません。

読むのがすこしつらくても、50ページぐらいまでは読み進めてみましょう。
毎日、読むことで、だんだんと著者の思考についていけるようになります。
あるいは、著者の思考や主張に慣れるために
やさしい入門書から読み始めるのも手かもしれません。
私は新しいカテゴリーにチャレンジする時は、入門書を何冊か読んで
自分の頭の慣らし運転をしてから、難しい本にチャレンジしています。

自分の未来を良くするために、読書をしているのですから
必ず新しいジャンルや著者の本を読むようにしたいものです。
読書のスペシャリスト(メルマガ、ブロガー、読書会の仲間)を
メンターにして、絶えず読むべき本を探しましょう。
また、自分が読んだ本を紹介することで、良い情報が集まってくるようになります。
私がブログを毎日更新しているのも、良い情報を引き寄せるためです。
今年出版した電子書籍の人生を変えるための読書術には
多くの読書に関する名言や私の読書メソッドをご紹介しています。
ぜひ、ご一読ください。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

     

photo credit: Bio-Burger via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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