パーキンソンの法則からデッドラインの重要性を学ぶ!

現代人は時間に拘束されている。何かしようとしたとき、どれくらい時間がかかるかを見積もってから取りかかるはずだ。(カート・モーテンセン)

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パーキンソンの法則を理解した上で、時間をコントロールしよう!

私たちは仕事をする際に必要な時間を見積もりますが
これを間違えると自分の生産性を下げてしまいます。
イギリスの政治学者シリル・ノースコート・パーキンソン
パーキンソンの法則の中で有名な2つの法則を世に問いました。
第1法則仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。
第2法則支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。
「仕事は割り当てられた時間いっぱいかかる」のだとすると
最初の見込みを甘くすると無駄に時間を使ってしまうのです。

たとえば、ある仕事をするのに3か月という時間が与えられると
人は締め切りを考慮しながら、3か月でやり遂げようとします。
しかし、クライアントから、6か月という時間が与えられると
同じ仕事なのに6か月もの時間がかかってしまうのです。
それほど締め切り概念は大事で、デッドラインを早めに設定したり
プロジェクトのマネージメントをしっかりしない限り
どんどんスケジュールに対する感覚が甘くなってしまうのです。

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締め切り前にバタバタしないために!

奇妙な理屈に思えるかもしれないが、パーキンソンの法則は正しい。やり遂げるのに割り当てられた時間は、その仕事をする人の心づもりに影響をおよぼすからだ。つまりは結局、期待どおりになるのである。あなたも、多くの人が締め切り間際になって突然バタバタすることに気づいているはずだ。(カート・モーテンセン)

私たちは時間でもお金でも与えられただけ使おうとします。
私も今まで何度もこれで失敗を重ねてきましたが
今後はパーキンソンの法則を意識し
自分のスケジュールをしっかりとコントロールしたいと思います。

カート・モーテンセンもデッドラインを
先に置けば置くほど土壇場でバタバタすると指摘します。 

誰でも、ぎりぎりまでグズグズしていて、締め切り間際になって仕事をする傾向がある。したがって、大きな仕事をするときは工程を細分化し、その一つひとつに締め切りを設定しておくのが効果的だ。締め切りを設定しない課題は、どれほどやる気があっても、なかなかやり遂げられないものなのだ。

大きなタスクの場合には、目標を細分化し、締め切りも細切れにすべきなのです。
この小さな目標設定によって、タスクに対する恐怖感も減らせますし
目標を達成するたびに満足感を得られます。
この小さな達成感を得ることで、自分に自信を持てるようになります。

まとめ

パーキンソンの法則をしっかりと理解し
締め切り直前のバタバタ感をなくすようにしましょう。
そのためには、自分への甘い時間見積もりを捨てて
自分でデッドラインを設定するしかありません。
大きな目標を細分化し、週単位、一日単位のデッドラインを設けることで
タスクへの取り組み方が変わります。
時間を自分の味方にして、生産性を高めていきましょう!

参考書籍 カート・モーテンセン相手の心をつかんで離さない10の法則
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今日もお読みいただき、ありがとうございました!!

    

    

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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