コンビニの移動式店舗について考えてみた!

昨年の東日本大震災以来、コンビニの移動式店舗が話題になっています。
被災地復興の生活インフラとしてコンビニを被災者の方に届けるという本来の目的以外に
人の繋がりを破壊しない、被災地に住み続けるという選択肢を与えたことも見逃せません。
また、買い物ができる安心感は、被災者の方にはとても大きなことだったでしょう。
改めて、セブンイレブンやローソンの英断は素晴らしいなと拍手を送りたくなりました。
政治が何も決められていない、昨年4月の段階で、もうこの移動式店舗が
大活躍していたという事実を私たちは忘れないようにしたいです。
(私のセブンイレブンやローソンへのブランドロイヤリティは一気に上がりました。)

この、コンビニの移動式店舗を、なぜ思い出したかというと
日経MJの「2011年ヒット商品番付」にこの移動店舗が
「前頭」として選出されていたからです。 
アップルやFacebookが上位に選ばれる中、
こういった流通のアクティブな支援サービスが選出されていて、おっと思ったからです。
(日経MJという流通メディアなんだから、もっと上位に選出されても良かったのでは!)

実は、このコンビニの移動式店舗ですが他にもいろいろ活用できそうです。
年明け、群馬や埼玉をドライブして思ったのですが
街道沿いの昔からの店舗が閉鎖されているのを結構目にしました。
コンビニやスーパーが近くにあれば問題ないのですが
そういったショップがない場所も多くありました。
高齢化、核家族化が進展している中で一人暮らしの買い物弱者を支援するという
ビジネスモデルに可能性があるではないでしょうか?
昨年から、コンビニは約600万人ともいわれる買い物弱者への移動販売サービスを

開始しているようですが、関東近県での営業拡大も望まれます。

多摩ニュータウンなどではIYグループのテストが行われています。) 
コンビニの移動式店舗がもっと普及すれば、セーフティネット
東北の被災地で生まれた「人と人とのリアルな結びつきのハブ」機能が担えそうです。
ローカルでそういった新しい価値を提供するコンビニを
共感できる企業として私は支援したいと思います。

また、アジアでの進出で、日本のコンビニは大成功を収めていますが
アジアの都市部以外のローカルエリアに進出することも
このコンビニの移動式店舗であれば可能だと思われます。
日本の震災で新しい価値を生み出した、パワフルな日本のコンビにエンスストア。
アジアも含めて、まだまだ可能性があるビジネスだなと思いました。
当然、そこには経営者のビジョンやリーダーシップ

それらを具現化する社員の方のがんばりがあるのですが!
最後にセブンイレブンの井阪隆一社長の「一言」をご紹介します。
「客を待つだけでなく、店から客に近づく必要が出てきた」
この考え方は、私たちコミュニケーション・デザインにも使えます。
「人のいる場所、ソーシャルメディアでお客さんに近づく。」
今年も実践して行きたいと思います。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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