最近、Showrooming(ショールーミング)という言葉が流行っています。

最近、Showrooming(ショールーミング)という言葉が
メディアでよく取りあげられています。
先週のNikkeiプラスやアドタイなどでも取りあげられていました。

スマホの普及と共にリアル店舗で商品の品定めをして
その場で、もしくは自宅からでオンライン・ショップで購入するという
消費者行動が広がっています。
このショッピングスタイルがShowrooming(ショールーミング)
アメリカで呼ばれるようになっています。

リアル店舗にとってはたまったものではありませんが
店舗の魅力をアップしない限り、売り上げ減少ということになりかねません。
価格での優位性以外に、持ち帰らなくてよいというメリットも
オンライン販売にはあります。
3年程前、あるCDショップでの話を思い出しました。
リアル店舗で品定めして、ガラケーから同じオンラインショップに
オーダーする女性が結構いるとのことでしたが
理由がショッピングにCDは邪魔、オシャレに見えないということに
当時はびっくりしました。
カッコの良さや重いも、リアル店舗にとっては課題なのですね。

ショップもShowrooming(ショールーミング) 対策を
真剣に考えないといけない時代です。
リアル店舗にできて、ネットには難しいことを整理すると
今後のマーケティグの答えが見えてくるかもしてません。
品揃え、買い物の楽しさなどいろいろ考えてみましたが
リアル店舗の武器は店員さんだと思います。
店員さんのプロフェッショナルな知識や、おもてなしの心、的確な対応などが
顧客満足を高め、店舗のファンを作り出してくれます。
しかし、上手に店員さんがコミュニケーションを
仕掛ける場を作らないと顧客との交流は進みません。

店員さんの手書きPOPや気持ちのよい挨拶なども重要ですが
もう少し積極的な巻き込み型の仕掛けが良いかもしれません。
顧客参加型のイベントや体験型のコミュニティ作りも
必要だと最近は、思い始めています。
リアル店舗に顧客が来場して、実際の商品を使いながら
店員さんとの良いコミュニケーションが図れれば
ネットでのShowrooming(ショールーミング)は、防げるかもしれません。
書店での店員さん主催の読書会やCDショップのライブの
スーパーの料理教室などの体験型イベントが
今後のマーケティングのヒントになると考えています。
ソーシャルメディアでのエンゲージメントや拡散も
その際には、意識したいですね。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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