原典完訳というタイトルが気になり早速読んでみました。
著者のウィリアム・ウォーカー・アトキンソンは20世紀初頭に活躍した弁護士です。
実はこのアトキンソンこそが、「引き寄せの法則」を世界に初めて紹介した男で
後のナポレン・ヒル、デール・カーネギー、スティーブン・R・コヴィーなどに
多大な影響を与えたことでも知られています。
【原典完訳】引き寄せの法則はとても読みやすい一冊なのですが
この本は心が折れそうになったときに、読むよいと思います。
特にアファメーションの「私を支配するのは『本当の自分』だ」の下りが
素晴らしいので、以下引用します。
「私を支配するのは『本当の自分』だ」この言葉を、日中少なくとも1時間に1回、心を込め、前向きな気持ちで繰り返してください。特に、「本当の自分」が示す道を進むのではなく、低次元の自己の命ずることに従いそうになったときに必ず実施してください。疑いや迷いが起きたときも心を込めて口に出してください。そうすれば、進むべき道がはっきり見えてきます。床についたら、眠りに入る前に、何度かこの言葉を唱えましょう。唱えるときは、この言葉に合ったことを考えて言葉がしみ込むのを感じましょう。オウムのようにただ繰り返してはいけません。
心を込めてというのと、一時間に一回というのがポイントです。
人の心にはそれだけ、言い訳を言うチャンスが多いのでしょう。
自立するためには、それだけの努力が必要なのです。
このアファメーションは自立のための誓いなのです。
低レベルの自分を捨てるためには、自立を意識し
本当の自分を思い浮かべることで、くだらない思考を捨て去る効果があります。
「本当の自分」が王座について、あなたの低次元な心を支配しているイメージを頭に思い浮かべてください。すると、新しい思いが心の中に流れ込んでくるのが感じられ、それまで難しいと思っていたことがとても簡単なことに思えてきます。自分自身を支配し、もはや奴隷ではなく主人になっていると感じるでしょう。心にある思いが行動になって表れ、自分が思い描いた姿にどんどん近づいていくようになります。
自分の夢を自分の意志で達成するために、思考し行動するのですから
その目的に立ち返れば、多くのことはたいした問題ではなくなるのです。
低次元の心の衝動に負けそうだと思ったら、高次元の自ガ(ハイアーセルフ)に心を集中し、インスピレーションをもらいましょう。怒りが爆発しそうになったときには、「本当の自分」を思い起こしなさい。そうすれば声のトーンが下がります。いらいらして気分がよくないときも、自分のあるべき姿を思い起こし、その感情を乗り越えなさい。恐怖を感じたら、「本当の自分」は何ものも恐れないことを思って、勇気を奮い起こします。嫉妬の気持ちに焼かれそうになったら、崇高な自分を思って笑いなさい。こんなふうに「本当の自分」を呼び覚まし、低次元な精神活動があなたの心を乱さないようにするのです。
心が折れそうになったり、恐怖心が現れたら
本当の自分を思い起こせばよいのです。
強い精神力が保てれば、迷いもなくなるのです。
声を出して「私を支配するのは『本当の自分』だ」とアファメーションが
習慣化できれば、新たなチャレンジや人との交渉も怖くなくなるはずです。
自分を奴隷の身分から解放し、本来の自分を取り戻すために、
このアトキンソンのアフォメーションは効果がありそうです。
また、意志の力は自分のやりたいことが見つかれば働いてくれます。
やりたいことがあるのなら、先延ばしをしないで
一歩一歩ベイビーステップを歩んでいくことで、未来は変えられるのです。
「私は意志の力を使っている」「私は恐れていない」と思いを込めて口にすれば
カラダの中に力が流れ込んでくるのです。
そうすれば、勇気あふれる自分が作れ、思考習慣も変わっていくのです。
5分後を意識して、やりたいことを行動に移せば
できる自分がどんどん形作られていくのです。
先延ばしはその際、厳禁であることは言うまでもありません。
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