ブライアン・トレーシーに学ぶビジネスコミュニケーション術 #習慣化

労働時間を半分にして、生産性を倍にする。(ブライアン・トレーシー

私はブライアン・トレーシーの多くの著作のおかげで
今までにたくさんの気づきを得てきました。
彼の名言を時々読み返して、自分の足りないものを振り返るようにしています。

アマゾンをチェックしていたら、ブライアン・トレーシーの新刊
交渉術・究極のスキルブライアン・トレーシーの「成功するビジネス」を見つけたので
今日は書評を兼ねながら、コミュニケーション力をアップさせる思考法を
みなさんにご紹介したいと思います。

人は新たなアクションを起こす際に、どうしても恐怖心を持つようです。
交渉においても拒絶される恐怖から逃げられないために
最終的に損をしてしまうとブライアンは言います。
この恐怖心を克服すること=相手に要求することを学べばよいのです。
「成功するビジネス」から以下引用します。

この恐怖は、正反対の行動を取ることによって克服できる。もしあなたが拒絶されることを恐れ、普段から提示された条件をおとなしく受け入れているなら、恐怖に打ち克つためには、相手が”ノー”と言おうと気にせず、ただひたすら有利な取引を要求するようにすべきである。そうした行動を繰り返せば、恐怖はやがて小さくなり、最後には消えていくだろう。これは”系統的脱感作”と呼ばれるプロセスで、恐怖を直視すること、そして自分が恐れている行動を繰り返しおこなうことで、恐怖はいつか消滅する。恐怖が習慣であるのと同じく、勇気もまた習慣である。無理にでも勇敢に行動するとりわけ交渉の場で、さらに有利な価格と条件を要求することによって、結果的に自己評価が高まり、自信がついていくはずだ。

未経験なことには恐怖を感じますが、確かに繰り返すことで克服できます。
海外旅行で始めて行く街にはいろいろな不安を感じますが
そこで、すばらしい景色を見たい、おいしい料理を食べたいと思えば
移動や言葉に対する恐怖心はなくなります。
海外旅行を繰り返せば、初めての体験でも怖くなくなることを
私は過去の経験値で知っています。

交渉においてもこの手法を応用すればよいのです。
交渉によって、自分の果実が多くなり、幸せな未来の自分をイメージできれば
初対面の相手との交渉も怖くなくなります。
勇気を持って、ノーと言われることを気にせずに
自分の望みを相手に伝えてみましょう。

その際、意識すべきは相手とのWin-Winです。
交渉が始まるときに、相手の立場を尊重し
良好な関係で話し合いをするという姿勢を示せれば
交渉を続けていくうちに、よい関係を構築できます。
よい感情で話せれば、お互いがメリットを
感じられるようなすばらしいアイデアも生まれてきます。
これで当初考ていた以上の成果を両者が手にできるのです。

このWin-Winのパートナーが増えれば、ビジネスは面白くなっていきますね。
お互いの目標を達成するということを念頭に置いて
時間をかけて、友好関係を築いていけば
共感の力が難しい問題すら解決してくれるのです。

交渉術・究極のスキルブライアン・トレーシーの「成功するビジネス」
ブライアン・トレーシーの豊富な経験値や成功したケーススタディで
構成されているので、読み進めるうちにいつの間にか交渉力がゲットできます。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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