ジェームズ・アーサー・レイの成功の科学を読み返していますが
相対性の法則という考え方を覚えておくと
人生の中での最大の無駄である「迷う時間」を減らすことができます。
相対性理論と言えば、物理学者のアインシュタインが有名ですが
この相対性のルールは物理学という狭い世界だけでなく
人生をよりよく変えていくためにも使えると
成功の科学の著者であるジェームズ・アーサー・レイは言います。
この法則を明らかにしたのはアインシュタインだが、成功の科学を用いるために、アインシュタインの相対性理論をすべて理解する必要はない!実際のところきわめてシンプルなその形而上的意味を理解すればいいのだ。この法則は、物質世界のすべてのものが、他のものとの関係によってのみ存在することを教える。「熱い」は「冷たい」との比較の中でのみ存在する。最近、スキーに行って面白い体験をした。冷えきった手を冷たい水で洗ったのだが、手の方が水よりも冷たかったため、冷たい水が温かく感じられたのだ!同様に、「善」は「悪」との比較の中にのみ存在する。人生のあらゆることは、他の何かと比較するまで、「ただ存在する」。何ものも、わたしたちが意味をあたえないかぎり、生得的な意味をもたない。この至高の法則を言い表すのに、「関係がすべてであり、一切のことは関係に起因する」という言い方もできる。
人生の中で悪い比較をし始めると、それだけで気持ちが落ち込むことがあります。
他人との比較は際限がなく、一度始めると切りがありません。
もっともっとと考えることで、心がモノに支配されるようになり
気持ちがスッキリしなくなります。
比較には良い比較と悪い比較があります。
悪い比較は封印して、自分を成長させられる良い比較をすべきなのです。
ジェームズ・アーサー・レイは自分をハッピーにさせる視点が大事だと
相対性のルールをわかりやすく説明しています。
比較はときにとんでもない災いをもたらすこともあるが、人生に思いがけない新たな視点をもたらすこともある。べスは大きな法律事務所の弁護士である。彼女は稼ぎが少なくて、経済的に逼迫していることに絶えず不平をこぼしていた。わたしは彼女に言った。「あなたは、年収がおよそ180ドルしかない発展途上の国の人たちに比べ、自分がいかに豊かか気づいていますか?」それを聞いて、彼女は自分のことをかなり裕福な人間だと考えるようになった。その考えがより多くの裕福さを彼女に引き寄せた。肝心なのは自分をどのように比較するかということである。相対性の法則を、向上心をかきたてるための起爆剤として活用すれば、成功に向かって確実な一歩を踏み出すことになるだろう。
相対性の法則を、向上心をかきたてるための起爆剤にする!
これこそが、人生をハッピーにする良い比較なのです。
ベスが自分が裕福だと捉えることで、今までとは違う引き寄せが始まっています。
お金がないと思って入れば、貧しさが引き寄せられ
お金があると考えれば、豊かさが引き寄せられるのです。
これはザ・シークレットで明らかにされた有名な法則です。
昨日までの自分より、日々向上できるように生き
それを毎日振り返り、自分を褒めることも良い比較かもしれません。
最後にジェームズ・アーサー・レイの有名な言葉をご紹介します。
過去の自分をいつまでも引きずっていても意味がありません。
今を肯定して、行動を起こし、新しい自分を生み出しましょう!
ほとんどの人は自分の現状を見て 「これが私です」と言います。 しかし、それはあなたではありません。 それは今までのあなたなのです。 たとえば、銀行預金が足りないとか、 人間関係が思い通りにいかないとか、 体調や健康がおもわしくないとしましょう。 しかし、それはあなたではありません。 それはあなたのこれまでの 思考や行動の結果に過ぎません。
コメント