リチャード・バンドラーの3日で人生を変える方法の書評③ #習慣化

リチャード・バンドラーの3日で人生を変える方法の書評を続けます。
今日のテーマはフォーカスです。
なりたい自分や結果にフォーカスし
それが実現したときの自分をイメージするのです。
焦点が定まり、脳がワクワクできれば
すぐに行動を起こせるのようになるのです!

愚かな行為を工夫するのではなく、みなさんには、ポジティブな方向へ人生を工夫し始めてほしいのです。すると、単に目標を設定してそれを達成するのではなく、あなたが行うあらゆることが確実に人生全体を、飛躍的によいものにするのです。

誰かが有意義な目標を掲げるのを手伝う場合、有効な質問が二つあります。『何を望んでいますか』が一つ。もう一つは、『それを達成したことはどのようにしてわかりますか』。こう尋ねると、あいまいな目標を具体的なものにしやすくなるのです。願望や夢と目標の違いは、目標は具体的であるために、実現しやすいという点です。きちんとまとめられた目標においては必ず、望まないものやなくしたいもの、避けたいものではなく、本当に望むことに焦点が当てられています。

まずは二つの質問によって、目標を明確にしましょう。
本当に望むことを質問によって見つけ、そこにフォーカスを当てるのです。

『体重を減らしたい』ではなく、手に入れたいものについて話しましょう。『健康的な体になりたい』などと言うといいですね。『借金をなくしたい』ではなく、月々の請求書をすべて支払ってもありあまる、情熱を追求し幸せに暮らせるだけの収入を毎月得られるようになると言ってください。
あなたが満足する方向へ向かっていないと、あなたの脳は不平不満に向かいます。よくないところを探すのです。けれども、ポジティブな言葉とよいイメージを心に浮かべ、ものごとの素晴らしいところに焦点を当てると、とたんにあなたは気分が晴れやかになります。そういう意識の向け方を身につけてください。なぜなら、自分が幸せになることや成功することに向かって意識を向けて考えれば、実際にその方向へ進んでいくことになるからです。

ネガティブな感情にフォーカスするとそれらを引き寄せてしまいます。

ポジティブにものごとを捉え、言い換えることで
気分が晴れやかになります。
感情が素晴らしくなれば、行動を起こせ、よい引き寄せがもたらされるはずです。
目標を達成するための行動を促す良い質問とは 
・目標を達成するために、増やすべき行動は何ですか? 
・目標を達成するために、減らすべき行動は何ですか? 
・目標を達成するために、やめるべき行動は何ですか? 
・目標を達成するために、始めるべき行動は何ですか?
目標を明確にしたら、次は何をすべきか?
そして、何をやめるべきかを明確にしましょう。
必要のないものは仕分けて、そこにフォーカスするのをやめるのです。
7年前に健康になることを決めた私は、幸せな家庭をイメージして、断酒しました。
家族の笑顔をイメージし、悪い習慣だった飲酒や夜更かしなどをやめ
よい習慣に置き換えることにしたのです。
そして、朝の時間を積極活用することを覚え
このブログを習慣化できるようになったのです。


そして、アクションをするためには更なる質問が有効です。
・どうすれば自分を変えられるだろう?
・なぜ変わりたいんだろう?
・変わったら、どんな感じになるだろう?
・どうすれば理想の人生を生み出せるだろう?
・目標を達成するには、どんな人間になる必要があるだろう?
・望みどおりの人生を切りひらくには、どんなことを学ぶ必要があるだろう?
・いつから実践するといいだろう?


目標達成した自分をイメージし
そこにフォーカスする質問を自分に問いかけることで
解決策を考えるようになります。
自分を変えたければ、なりたい自分を意識し
徹底的に良い質問を繰り返し、何をすべきかを見つけるべきなのです。
断酒以来、私は自分を成長させることが楽しくなり
多くのことにチャレンジできるようになりました。
結果とそれを実現したときのワクワクした自分をイメージできれば
脳がアクティブに動きだし、やるべきことが見えてきます。
また、アクションは先延ばしせずに、すぐに行動に移せばよいのです。
よい質問を習慣化することで、必ず行動は変えられます。
行動が変われば、結果は変わるというバンドラー博士の考え方には本当に共感します。

そのバンドラー博士が来日します。
本書に書かれているセミナーが体験できるチャンスです。
3日間で人生を変えてみましょう!

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
ブログ
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました