「癒し」は科学で手に入る(北岡哲子著) の書評 #習慣化

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「癒し」は科学で手に入る(北岡哲子著) と言う新書で
初めて「癒し工学」という学問の存在を知りました。

「癒し工学」において「癒し」とは、「心の虚しさを独力で元に戻すことが不可能な人の心を、より好ましい状態に戻すことができる刺激」、「癒される」とは、「心に虚しさがある人の状態が現状より少しでも好ましい状態に戻るそのプロセス」と定義されています。

癒しを理解し、癒される方法を体得できれば
心に虚しさが現れても、この癒し工学を使って、すぐに立ち直れるようになります。
これを知っておくのと知らないでいるのは、生産性において雲泥の差となります。

この「癒し」は科学で手に入るを読むだけで
簡単に気持ちをリフレッシュできるようになりますから、ぜひ、ご一読ください。
以下本書から気なった箇所を書き出してみます。

「癒しの本質」
■共に在るー家族やペットと一緒にいたり、芸術に触れることで孤独から逃れる。 
■受容されるー無条件に受け入れ、理解してもらえば心が満たされる。
■自分の居場所を取り戻す の3つの要素がポイントとなり
これらが足りなくなると意識、無意識に関わらず、人は癒しを求めるそうです。
足りない要素を考え、それを見つけられれば
その要素を満たしてくれる「癒し」を求めればよいのです。
それで、人生は良い方向に進むはずです。
(ハグや笑顔などの人との交わりなどが癒しには効果的です)
 

確かなものなど何もない現代において、大切なのは学歴や学生時代の成績などではなく、予測がつかず、不安だけど、とりあえずやってみようという姿勢、そして、たとえうまくいかなくても落ち込まないという心の強さが、生き抜いていくうえで重要になってきます。 私たちは厳しい時代を生きているために、いろいろはストレスを感じていますが、癒すことでリフレッシュできます。 

私たちは癒すことで、人間性を取り戻し、リフレッシュできるのです。
では、どうすれば、自分を癒すことができるのでしょうか?

ヒントは「癒し」は科学で手に入る
第三章 癒しを思いのままに操る――自分の居場所を取り戻すに書かれています。
癒しの三要素の中でも自分の居場所を取り戻すことはすぐにでもできます。
以下の16の方法で自分を確実に変えることができます。
今回、読み進めているうちに多くの気づきがあり
このブログでいつも書いている内容が、癒し工学的にも正しいことがわかりました。
■イヤな記憶を定着させない 

まず、イヤなことになりそうだと感知できることは、努力してスルーしてください。
具体的には、イヤなことを3秒以上心に止めないことです。
もし、それでも忘れられなかったら、1分間、そのことについては
考えないようにしてみてください。
そうすると、短期記憶から中期記憶に入る前にイヤなことを忘れることができます。

■5秒間目を瞑れば、頭のなかがリセットされる 
目を明けていると視覚情報がはいり、脳がいろいろ分析し、集中できなくなります。
5秒間でも目を瞑れば、リセットできるのです。

■癒されスイッチの脳の前頭葉を刺激する 
オルゴール、バイオリン、小川のせせらぎ、波などの高周波を含む音を聞いたり
文章を書くことや、歯磨きも前頭葉を刺激して、効果があるそうです。
親子での食事など誰と食べるか?もポイントで癒されスイッチがオンてまきます。
ヒーリングフードの記事を参照ください。

■不安を心配に変えて、対処できるようにする

不安は漠然としたものですが、一方、心配は対象が明確なので対策を練れるのです。
もし、不安を感じたら、一つ一つ質問をしたり、書き出して
不安を明確にし、すぐに不安を退治していきましょう。
これができれば自分を取り戻せるのです。

■否定的な言葉を口にしたり、悪い結末をイメージしない
「優柔不断」を「思慮深い」に、「気が強い」を「意志が強い」に言い換えたり
仲間と褒め合う時間を作れば、自分の視点や思い込みを変えられます。
絶望的に見えていた現状認識ですら、よく見えるようになるのです。
言葉の言い換えに関してはこちらのブログも参照ください。

■自分を支えてくれる人や言葉を見つけておく 
カッコをつけずにありのままの姿を見せ合える家族や仲間がいれば
彼らから本音のよいアドバイスをもらえます。
自分の気持ちを吐き出すことで、家族や友人が困難から救い出してくれるのです。

■多忙な時ほど小さな自己実現をめざす
短時間でも好きな音楽や映画など自分の好きなことをすると自分を取り戻せます。 

■1日3回5秒間、自分の姿を鏡に写してみる
相手から尊敬されるように、自分の姿(身だしなみ)を気にしましょう。
自分の姿は鏡のように、相手を通して自分に返ってきます。

■1日の終りに、自分をリセットする5秒間の気持ちのハグ
癒しホルモンと呼ばれる脳内物質のオキシトシンを積極的に分泌させましょう。
大切な家族や恋人とハグしたり、笑顔で語り合うことで
絆を感じ、 オキシトシンを分泌させられるのです。

■ポジティブな自分を取り戻す、1分間ナイト・スマイル
「笑うから楽しいと言う笑いの法則」を実践しましょう。
1日1分鏡の前でスマイルの練習をすれば、どんどん楽しくなります。
笑顔の習慣はこちらの記事をご覧ください。

■1日の終りに、自分の感情を3行で書いてみる
書くことで1日の出来事や感情が整理され、自分を客観視できます。
これで心のSOSに気づけるのです。
毎日書くことで内省の時間を持てるようになり、自分の感情をコントロールできます。
1日の終わりを日記で締めくくる記事

■つらい体験を乗り越えるための方法 
人生で手にしたつらい思い出も自分に都合よく書き替えることで
自分を受容できるようになります。
過去のイヤな思い出からでも、癒されれば、自分の居場所を作れます。

■思い出は3年ひと昔として捉え、心の整理をしていく
一つの単位を3年とし、その間は徹底的にがんばってみれば、変化が訪れます。
たとえ、成功しなくても、落ち込まずに、次の目標を作り、行動を起こせばよいのです。また、結果を笑って許せる覚悟を持つことで、自分を受け入れられるようになります。

■もう迷わない!癒し工学的決断思考 

選択に無駄な時間を使わないで、さっさと決めることも大事です。
常に二つを一組にして、比較しながら選べば、迷わないですみます。
このAHP法の詳細は本書を参考にしてください
■「他人の喜び」を自分の喜びに 
他人の不幸は蜜の味は卒業して、他人の喜びを共に喜びましょう!

■心のなかにある僅かな悪意を、どう飼いならせはいいのか?

他人の成功を喜ぶ一方で嫉妬を感じたら、自分の感情を正直に認めて
キチンと心の中で謝罪し、自分を成長させましょう。
心の中にはいくつかの感情が同居していますから
上手に感情をコントロールできるようにしましょう。

「癒し」は科学で手に入るを読めば、間違いなく元気になれます。
読む価値のあるお薦めの一冊です。

今日も読んでいただき、ありがとうございます!
  

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