ショーン・エイカーの幸福優位7つの法則を読み返していて
とても元気になる言葉に出会えました。
脳はいくつになっても鍛えることができ、新しい習慣を手に入れられるのです。
現在では、20歳どころか人生のかなり後期に至っても脳は変化させることも鍛えることもできる、ということが科学的研究によって分かっている。私たちは22歳であろうが72歳であろうが、新しい習慣を獲得してその恩恵を受けることができるのである。(ショーン・エイカー)
「幸せだと思っているときほど、もの事はうまくはいく」と
ショーン・エイカーは私たちに教えてくれます。
人は気分がポジティブであるとき、頭もよく働き、やる気が生じてきます。
脳が幸せを感じることで、アクティブになれ、その結果成功を手に入れられるのです。
脳をポジティブな状態に保てれば、やがては「テトリス効果」が発揮されます。
「テトリス効果」とは、一つのことをやり続ければ、よい効果が得られることです。
テトリスゲームを続けることで、何を見ても、どこを見ても
テトリスのブロックに見えくることからこう命名されました。
これを応用してポジティブな意識を、絶えず持ち続けることができれば
私たちの脳は「幸福」「感謝」「楽観性」の恩恵を受けられるのです。
周囲からポジティブなモノを拾い上げれば、拾い上げるほど幸福になれるのです。
感謝を常に忘れない人たちはより活発で、EQが高く、寛容で、
抑うつ的になりにくく、不安や孤独を感じにくいと言います。
感謝の気持ちを持つことで
■幸福度が上がる。
■楽観的になれる。
■人とのつながりが感じられるようになる。
■睡眠の質が向上し頭痛を感じなくなる
というケーススタディもあるそうです。
感謝の気持ちが大事とよく言われますが、これは脳科学的にも正しかったのです。
楽観的になることで、脳はますますポジティブな情報を見つけるようになり
その結果、良いことが続くようになるのです。
楽観的に良いことが起こると信じている人は
実際に運がよく、「テトリス効果」で次々に良いことが見つけられるのです。
そして、ショーン・エイカーは幸福優位7つの法則の中で
トレーニングで運を良くできると書いています。
もっとチャンスに気づくように脳を鍛えるには、ポジティブなことに注目する反復練習が必要である。それを始める一番の方法は、仕事や生活の中に起きたいいことを、毎日リストアップすることである。わざとらしいとか、単純すぎてバカバカしいとか思うかもしれない。実際に、やること自体は単純だが、10年以上にわたる実験的研究によって、それが人の脳の配線に及ぼす重大な効果が証明されている。
そのためには、もっとチャンスを見つけられるように脳を鍛えることです。
ポジティブなことに注目する反復練習をすればよいのです。
たとえば「今日起こった三つのよいこと」を書き出そうとすると、脳は一日のできごとを振り返り、ポジティブと思えることを探し始める。ちょっとおかしかったこと、大笑いしたこと、仕事で達成感を得られたこと、家族との絆が強まったこと、未来への希望がきざしたことなどを思い返す。一日にたった五分間これをすることで、脳が自分の個人的および職業的な成長の可能性に気づき、それに働きかける機会を見つけることができるようになる。また人は、一度に注目できる範囲に限界があるので、ポジティブなことを考えると、それまで頭を占めていた他の小さな心配やイライラは背後に追いやられるか、意識の外に押し出されてしまう。
私も毎日一日の振り返りをしているのですが
出会った人、ご一緒した人への感謝の気持ちをもつこと
その日に起こった良いことを三つ思い出すことを習慣にしました。
以前の私は小さなことでクヨクヨしたり、後悔することが多かったのですが
ポジティブなことを考える時間を実際に増やしてみると
脳はネガティブなことを考えられなくなるようで
最近では私はいつも幸せな気持ちでいられるようになりました。
もし、あなたが本当に幸せになりたいのであれば
幸福優位7つの法則やTEDでの彼のビデオを見ることをお薦めします。
今日も読んでいただき、ありがとうございます!
コメント