ヘイハウスの創始者、ルイーズ・ヘイのことを知ったのは
パム・グラウトのこうして、思考は現実になる(2)を読んでいた時です。
世界でもっとも美しい88歳というフレーズが気になり、調べてみました。
ルイーズ・ヘイの両親は彼女が1歳半のときに離婚し
彼女は赤ちゃんのときからフォスターハウスで暮らすことになります。
再婚した母親のステップファーザーに暴行されたり
アル中の老人にレイプされるなどの辛い経験を重ね
15歳で家を飛び出しますが、なかなか人生は好転しません。
その後、彼女はファッションモデルになり、裕福なイギリス紳士と結婚し
ハイソな生活を送り始めますが、夫の意識の変化で14年後に離婚します。
幸せを掴めそうで、なかなか掴めないルイーズ・ヘイですが
偶然リリジャス・サイエンス教会に通いはじめることで、彼女の人生は変わり始めます。
勉強が楽しくなり、教会公認のプラクティック療法士の資格を取得するのです。
「思考を変えると人生が変わる」という考え方を知り、やがてはそれを教える立場になったのです。
ヒーリング関係の著書を出版するなど活躍しはじめた矢先に、今度は癌になってしまいます。
彼女はパニックを起こしながらも、手術という選択肢を排除し、自助努力で治します。
子供の時から、自分を恨む心を持っていたのですが
その感情を一切捨て、自分自身を愛するようにし始めたのです。
自分の体を愛するために健康に害を及ぼすジャンクフードを一切やめます。
また、ジャンクフードと同じでためにならないジャンクな考え方も捨て去るのです。
徹底した食事療法とヒーリングで、精神と肉体の浄化を行うことで癌を退治します。
なんと、6ヶ月後には彼女の癌は跡形もなく消えていたのです。
この癌克服をキッカケに、彼女は人生を変えたのです。
彼女の体験から生まれた療法と人生を変えるプログラムを世界に伝え始め
60歳のときにヘイハウス(Hayhouse)という出版社を立ち上げるのです。
彼女の代表作のライフヒーリング You Can Heal Your Lifeは
全世界で3500万部以上も売れるなど多くの人々から評価されるようになったのです。
1926年生まれのルイーズ・ヘイは世界で最も美しい88歳と言われていますが
その存在をパム・グラウトから教えてもらい、早速ライフヒーリングを購入してみました。
ルイーズ・ヘイも思考は現実になると言います。
癌を克服した彼女の言葉にはとても説得力があり、共感できました。
人生は、自分について考えていたことが現実になります。私自身を含めて誰もが、良くも悪くも自分の全人生に100パーセント責任を負っています。人生について考えることは、未来を創造することです。私たちはそれぞれ、考えたり感じたりすることで経験を重ねています。たとえば、欲求不満を他人のせいにすると、私たちの持つ「変える力」を失います。心のなかで考えているのは「私たち自身」なのですから、人、場所、物のいずれも、私たちを押さえつけることなどできません。私たち自身がすべての境遇をつくりだしているのです。心が平和で落ち着いた状態ならば、生活にもその状態が反映されるでしょう。
自分の境遇はすべて自分に責任があるのです。
自分についての接し方や考え方を変えないといけないのです。
そのためには、自分を好きになることが大事なルールとなります。
ルイーズ・ヘイは鏡を有効活用しようと言います。
鏡の作用は偉大です。子供の頃は、目のなかをじっと見つめられたり、答めるようなしぐさから、自分にとってマイナスになる教訓を受けました。だから、いま鏡を見ると自分を非難する言葉でいつばいになる人がほとんどです。自分で、自分の容姿や他のことを非難するのです。私は、自分の目を直視し、「自分を前向きにとらえる」と宣言することが、前向きの結果を生む一番の早道だと思います。
鏡に向かって元気な言葉を自分に投げかけることで、自分の意識は一気に変わります。
「あなたを愛している。とっても愛している。」と鏡の前で一日に何回も言いましょう。
これを習慣化することで、自分に自信を持て、自分を好きになれるのです。
実際、この鏡のアフォメーションはパム・グラウトなど多くの有名人が実践しています。
私も朝、鏡を見る時に自分に向かって元気な言葉を投げかけるようにしています。
これで朝から気分を元気に出来、一日を気持ちよくスタートできるようになったのです。
最後にルイーズ・ヘイの有名な言葉をご紹介して終わります。
あるがままの自分を認め、受け入れ、愛することができてはじめて、人生の何もかもがうまく行き始める。 ルイーズ・ヘイ
コメント