バカになるほど、本を読め!(神田 昌典著)の書評②

習慣化

バカになるほど、本を読め!神田 昌典
読んだ本の内容を、即、行動に結びつけて、世の中を改善することが
メインテーマになっています。
知的に生きるだけでなく、知識を行動に繋げることで
私たちは世の中を変えるリーダーにすらなれるのです。
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実は、本書バカになるほど、本を読め!
コミユニティ作りとリーダーシップの教科書としても活用できるのです。
読書の素晴らしさは、大勢の仲間と一冊の本を共有することだと神田氏は言います。
読書会に参加し、そこにいる人に巻き込まれていくと
自ずと人は成長できるのです。

読書会は、実はリーダーを養成する素晴らしいコミュニティなのです。
よい読書会に参加できれば、活躍するリーダーになれるチャンスを得られるのです。
以下、リーダーになるための4つのステップを引用します。

第一段階は、「イン・フォメーション」。さまざまな世代や背景の人が集うなか、お互いを知り合うために、本を通じて対話を開始する段階だ。お互いの関心事項を闇くうちに、本の内容も理解していく。

多くの価値観を持った人が集まる読書会に参加することで
視点を鍛えることができるようになります。
知識を交差させることで、一人で読むよりも何倍もの知識を吸収できるのです。

第二段階は、「インター・フォメーション」。前段階で得られた知識を交差させたり、互いに質問をし合うことで、本の理解を深めていく。こうして本から得た情報を発信していく。

一冊の本をテーマに議論するためには、自分で本を整理する必要があります。
人から何かを吸収するだけでなく
読書会でお互いに質問しあうことで、本の理解が深まります。
また、本の情報を発信することで、行動する勇気が養えるのです。

第三段階が、「エクス・フォメーション」だ。受け売りの情報を右から左に流すのではなく、自分なりに解釈し、オリジナルの知識を創造して、外へと発信していく。そうすることで、本から得た知識が自分の血肉になるし、周囲の人からの反応も得られるようになる。

もっとも重要なのは、このエクス・フォメーションかもしれません。
本から得た知識を自分の言葉で語ることで、自分ゴト化が始まります。
私もブログで書評を書いたり、読書会でプレゼンすることで
著者との真摯な対話ができるようになったのです。
気にいった言葉を何度も読み返したり、メモに書くことで
著者の言葉を自分の中に取り込め、行動のモチベーションを作れるのです。
また、書評をブログに書くことで、著者と会うことができたり
一緒に勉強会を行えるようにもなりました。
理央周さんとのドラッカー塾などは、まさにこのブログからスタートしたのです。

そして、最終の第四段階は「トランス・フォメーション」。リーダーへと変革していく段階だ。エクス・フォメーションを継続的に行なっていると、あなたの意見に共鳴した人々が周囲に集まってきて、コミュニティを形成できるようになる。こうしたコミュニティを持つリーダー同士はつながり合い、社会的問題を解決していくための知識を創造して、行動に移していく。こうしたムーブメントが、社会を変革していく

自分の旗を立てれば、その志に惹かれ、人が自然と集まってくるのです。
アウトプットから共鳴が起こり、新たなコミュニティが出来上がるのです。
そのコミュニティが他のコミュニティとつながれば
世の中を変えることも可能になります。
私たちは読書からのアウトプットとコミュニティ形成で世の中を変える力を持ったのです。
ソーシャルメディアのおかげで、私たちは変化の可能性を手に入れたのです。
折角、武器を手に入れたのですから、徹底的に使いこなすことを意識しましょう!
昨年リリースしたソーシャルメディアを武器にするための10カ条
ソーシャルメディアとコミュニティを活用するための一冊です。
ぜひ、ご一読いただければ、著者として嬉しい限りです。

  
photo credit: Reading Julian Barnes on the Tube via photopin (license)

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