質問力を鍛えて行動を最大化すると、何が起こるのか?happy@work 情熱的に仕事を楽しむ60の方法の書評

ジム・ドノヴァンhappy@work 情熱的に仕事を楽しむ60の方法の中に
人生を楽しくでき、満足感を高める質問が紹介されていました。
ワクワクできる質問を自分に投げかけると、行動を起こしやすくなります。

仕事から満足感を得られているだろうか?人の役に立っているだろうか?もっと満足感を高めるには、何ができるだろうか ?自分の仕事の重要性をどのように認識していようとも、何かの役に立つ、かけがえのない要素なのだ。そのことがわかれば、仕事に喜びや意義を感じられるようになる。気分が高揚し、幸せにもなれる。(ジム・ドノヴァン)

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何かの役に立つ、誰かに貢献できると人から感謝されるようになります。
この感謝が私にとっての行動のモチベーションになっています。
しかし、やりがいを感じても解決策の思いつかない難しいテーマが増えているのも事実です。
最近は世の中が複雑になっていますから、案件もどんどん難しくなっています。
そういった課題は、どうすれば解決できるのでしょうか?

やりがいのある課題がめぐってきたとき、それを避けるのではなくて歓迎しよう。それをチャンスに変えるために何ができるかを自問しよう。(ジム・ドノヴァン)

大きな課題が来た時には、躊躇せずにやろうと決める(歓迎する)ことが大事です。
自分にはできないと制限を設けると、すぐに断りたくなりますから
自分にはできる!と考えることが大事です。
できる!と思った瞬間に潜在意識が過去の体験と知識から
正しい答えを導いてくれるのです。
この意識を持てば、チャンスが巡ってくるようになります。
難しい課題が来たとしても、まずは、はいと答えた後で
できる仲間を探して、チームで取り組めば良いのです。

わたしがずっと前に学んだ素晴らしいテクニックは、 「問題」を 「やりがいのある課題」と言い換えることだ。たんなる言葉のトリックのように見えるかもしれないが、よく聞いてほしい。「問題」なら避けたくなるが 、「やりがいのある課題」なら、思い切って乗り越えようとする対象となる。

また、ジム・ドノヴァンは言葉の言い換えが効果があるといいます。
問題とは思わずに、やりがいのある課題と言い換えることで
思い切って乗り越えてみようと思うのです。
言葉を変えることで、人間は意識も変えられるのです。

これはいろいろなシチュエーションで応用できます。
朝から自分に行動を促す質問することで、朝時間を有効活用できます。
今日の課題をやりがいに置き換えられれば、すぐに起きられます。
そして、それを、楽しんでいるワクワクな自分をイメージしてみましょう。
小さなことでも良いので、すぐにアクションを起こして
1日を軽やかにスタートすれば、課題がたいしたものに思えなくなります。
朝の質問をドノヴァンは次のようにすると良いと書いています。

たとえば 「今日はどんな嬉しいことが待っているだろう?」 「どんなことに感謝できるだろう?」と考えるだけで、いつもより前向きな気持ちで一日が始まる。ところが逆に 「なぜ今日は仕事に行かなければならないのだろう?」 「なぜ早起きしなければならないのだろう?」と気力が失せるようなことを考える人が多すぎる。せっかくの一日の始まりが台無しで、浮かない気分になるだけだ。

自分に対する良い質問と言葉の言い換えを習慣化すると
行動を最大化でき、人との出会いを作り出します。
多くの行動は、経験と人脈につながり、学びからは知識を得られます。
この経験と人脈と知識が増えれば増えるほど、チャンスが引き寄せられてきます。
これで自分にも自信が持てるようになり、行動をより促せるようになります。
行動する時間を増やせば、それだけチャンスが増え、夢が実現する可能性が高まるのです。

自信を持って夢に向かって前進し、思い描いている自分自身の人生を生きようと努力すれば、想像していたよりはるかに大きな成功にめぐり会うだろう。(ヘンリ ー・デヴィッド・ソロー)

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
  

photo credit: Ann Coulter via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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