1日30分歩くことで、脳と体を健康にできる。BDNFを有酸素運動で増やそう!

習慣化

なぜ 「有酸素運動」が良いのでしょうか。それは、脳細胞のエネルギー源ともいえる重要な栄養素 「 BDNF(脳由来神経栄養因子 )」という物質が、有酸素運動によって体内につくられるからです。この栄養素は記憶の働きをつかさどり、脳の中枢を担う 「海馬」に大きく関わりを持っています。(瀧靖之)

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脳には、有酸素運動が良いというのが定説になっています。
以前紹介した脳を鍛えるには運動しかない!(ジョン J. レイティ、エリック ヘイガーマン著)にも
書かれていたのですが、脳由来神経栄養因子(BDNF)
書籍生涯健康脳瀧靖之著)の中でも紹介されていました。
BDNFはニューロン回路を構築、維持しているタンパク質の一種なのですが
なんとこのBDNFは運動によって、増加することがわかっているのです。

しかし、このBDNFは加齢とともにどんどん減っていいくのです
ミドル世代が運動を怠ると、たいへんなことになります。
有酸素運動をしなければ、脳のはたらきを悪化させてしまうのです。

この栄養素は加齢とともにどんどん減り、認知症の方ほど減り方は著しくなります。つまり、脳の萎縮が進んでいる人ほど、この栄養素が少なくなっていることがわかります。アメリカのピッツバーグ大学では、 55歳から 80歳までの健常な男女120名を、有酸素運動と、有酸素ではない運動を行うグループに分け、海馬との関わりについて1年、比較調査を行いました。その結果、有酸素運動ではないグループは海馬が減っていたのに対し、有酸素運動を行ったグループは維持するどころか、海馬の体積が増大したのです。つまり有酸素運動をすると、脳にとって大切な栄養素がつくられ、それが海馬の体積を大きくして認知機能を高めるということがわかったのです。(瀧靖之)

ピッツバーグ大学の調査で、運動が海馬の体積を大きくしていることがわかりました。
有酸素運動によってBDNFが作られるのですから、私たちは普段からもっと歩くべきなのです。
車やエスカレーターを使うのをやめて、自分の足で歩行すれば
脳と体の健康を取り戻せるのです。

有酸素運動の効果はこれだけではありません。有酸素運動はさらに、「認知症」を引き起こす原因の 「アミロイドベータ」を壊す酵素を発生させたり、脳への血流を増加させたりします。また感情をコントロールする物質を増やしたり、動脈硬化の原因となる物質や遺伝子を傷つける物質を追い出すなど脳のために良いことだらけなのです。有酸素運動が脳にもたらす効果は、このようにすばらしいものがあります。そして、その効果は 、わずか30分の有酸素運動で得られることがわかっています。(瀧靖之)

瀧靖之氏が言うように、有酸素運動は脳に良いことだらけです。
認知症の予防や動脈硬化の予防、感情をポジティブにコントロールできるのです。

ジョン J. レイティ、エリック ヘイガーマンの二人も
脳を鍛えるには運動しかない!の中で、有酸素運動が脳に対して
以下の3つの効果をもたらすと書いています。
1、頭をすっきりさせる。
2、ニューロンどうしの結び付きを強める。
3、新しいニューロンの成長を促す。
脳と体の健康のためにも、1日30分歩くことを習慣化しましょう!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

photo credit: brain power via photopin (license)

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