走ることを決めたら、村上春樹氏の言葉が刺さり始めた。

昨日の自分をわずかでも乗り越えていくこと、それがより重要なのだ。長距離走において勝つべき相手がいるとすれば、それは過去の自分自身なのだから。(村上春樹)

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ウォーキングを復活してから、体が軽くなりました。
次は、走ることを習慣化したいと思い、徐々に歩く距離を伸ばしています。
今はまだ、そんなに走れていませんが
最近は、走ることに憧れを持って、準備しています。
走ることについて語るときに僕の語ることを以前読んだときには
ただの村上春樹好きとして、読んでいたのですが
今は、走るために真剣に再読したくなりました。

村上氏が1983年にアテネで、はじめてマラソンを走ったときに
私は大学生2年生でした。
高校時代に風の歌を聴けを読んで以来、彼の作品を読み続けてきましたが
走ることについて書かれた作品やエッセイはどこか他人事でした。
しかし、最近になって、走ることを意識してからは
村上氏の言葉を自分ゴト化できるようになったのです。

忙しいからといって手を抜いたり、やめたりするわけにはいかない。もし忙しいからというだけで走るのをやめたら、間違いなく一生走れなくなってしまう。走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、走るのをやめるための理由なら大型トラックいっぱいぶんはあるからだ。 僕らにできるのは、その「ほんの少しの理由」をひとつひとつ大事に磨き続けることだけだ。暇をみつけては、せっせとくまなく磨き続けること。

数年前に交通事故にあって以来、私は自転車に乗らなくなりました。
リハビリのつもりではじめたウォーキングをしばらく続けていましたが
忙しいという理由から、去年の年末にその習慣をやめてしまいました。
村上氏の言うように、歩くのをやめたら、歩けなくなってしまったのです。
二度とやめないと決めることで、私たちは継続できるようになるのです。
このブログもこのやめないルールに則って書いてきたので
4年以上継続できています。
やめないことこそが、実は習慣化の基本なのです。

三週間前にファスティングを始める際に
自分の体を見直していたら、運動すべき理由がたくさん見つかりました。
■体重の増加
■腹まわりの皮下脂肪
■血管の老化 など問題だらけでした。
健康関連の本を読みながら、運動の必要性を感じ
自分の体を変えることを決めたのです。

まずは、Apple Watchで自分の行動をチェックしながら、行動計画を作りました。
朝の4Kmのウォーキング約5000歩ほど歩けることがわかりました。
最低1万歩を目標に、歩く距離を増やしていったのです。
そんな中で、脳を鍛えるには運動しかない!を再読し
走ることが脳に良い効果を与えることに気づきました。
そして、ウォーキングだけでなく、走ることを選択したのです。

それはやるだけの価値のあることだ(少なくともやらないよりはやった方がずっといい)と信じている。そして、ずいぶん平凡な見解ではあるけれど、よく言われるように、やるだけの価値のあることには、熱心にやるだけの(ある場合にはやりすぎるだけの)価値がある。 

走ることが価値あることだと、ずっと思っていたのですから
怖がらずにチャレンジしてみることにしました。
自分の中でモチベーションが上がってきたので
このチャンスを活かしたいと思います。

人は誰かに勧められてランナーにはならない。人は基本的には、なるべくしてランナーになるのだ。

村上春樹氏のこの言葉が私の背中を押してくれました。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

   

photo credit: Cross Country NECIS Antwerp: Varsity Girls via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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