ぼくはモノをたくさん捨てた。そして今、毎日幸せを嚙みしめながら、生きられるようになった。ぼくはモノを捨てることからスタートしてなぜか前より幸せを感じている。(佐々木典士)
持ちモノを自分に必要な最小限にする「ミニマリスト」という生き方が
最近、私の周りで話題になっています。
断捨離ではなく、必要最低限のモノだけで暮らすミニマムリストのブログも
目につくようになりました。
そんな中、Kindleのレコメンドで見つけたのが
ぼくたちに、もうモノは必要ないー断捨離からミニマリストへー(佐々木典士著)です。
モノを減らす生活に憧れ、少しづつモノを捨てています。
モノだけでなく、最近では、食事まで減らし始めた私に
フィットする本だと思い、早速購入してみました。
これが期待以上に面白く、著者の考え方に大変共感しました。
冒頭に筆者の部屋の使用前・使用後や他のミニマリストの部屋が
写真で紹介されいますが、その潔さにはっきり言って憧れました。
本書を読むと、モノでは幸せになれないことを実感できます。
かつてのぼくのようにみじめで、自分を誰かと比べてばかりの人、つまり自分のことを不幸だと思っている人にはモノから一度離れてみることが、とにかくおすすめだ。最初からモノに執着がない人や、モノのカオスの中から宝物を見つけられる天才はいる。だけど、ぼくが考えたいのは、「普通」の人が、もっと 「普通」の幸せを感じられるような在り方だ。誰しもが幸せになりたいと願っている。だが、そう願って手にしたモノは、ほんのわずかの間しかぼくたちを幸せにしてくれない。ぼくたちは幸せについて、あまりに無知である。
確かに、モノを追求する時代は終わったのかもしれません。
モノに執着していては、幸せになれないことに、多くの人が気づき始めました。
幸せには、人それぞれスタイルがあるはずです。
モノという評価基準で、他人の目線ばかりを気にした世界にサヨナラし
自分らしく生きることで、幸せを感じられるようになるのかもしれません。
モノに縛られる生き方には、実は、自由はないのです。
生活の質を落とさず、持っているモノを持ち続けるために、やりたくない仕事をやり続けるしかない。「食べるために、生活するために我慢は必要なんだよ!」とよく言われるが、「食べるため」「生活するため」の大半は、実はモノや「他人の目線」つまり見栄が占めているという事実は何度だって確認しておく必要がある。身軽になれば、どこへでもすぐに行けるようになる。他人の目線が気にならなくなるので、失敗を恐れず挑戦できる。モノを手放せば、ミニマムライフコストが下がるので、楽観的になれる。
モノを持たなくなれば、すぐに引っ越せますし、旅行にも行けます。
自由になることで、自分のやりたいことにもチャレンジできます。
私は食事を1日1回に減らすことで
何を食べるか?で、悩まなくなりました。
ランチの時間などを自由に使えるようになり
私はやりたいことができるようになったのです。
また、食事に対する感謝の気持ちも強まりました。
欲がなくなると今の生活に満足でき、感謝の気持ちが芽生えるのです。
厳密な意味でのミニマリストには、なれていない私ですが
食事の回数を制限したことで、佐々木典士氏の思考を理解できるようになりました。
モノを持たないぼくには、ゆったりした時間がある。毎日の生活を楽しめ、生きているだけでも充分という気がする。人とはもう比べないので、みじめな気持ちにはならない。人の目線が気にならないので思いきって行動ができる。集中力は高まり、ついに自分の好きなことを仕事にした。プライドはなくなり恥知らずにもなれたので、自分の本を出版しようなどと、大胆になれたのだ。そして今、ここをしっかりと感じる。もはや過去のトラウマに縛られることも、将来の不安に怯えることもない。
そして何よりぼくが変われたのは、モノを減らして気づけた「感謝」である。すべての「今」に感謝し続けたい。すべての「今」を肯定的に見続けたい。ミ二マリズムは「目的」ではなく「手段」である。ミ二マリズムを通して気づけた大事なことがぼくにはたくさんある。だが、ぼくが気づいたことや、さらに多くのことにすでに気づけている人はミ二マリストになる必要は、全然ないと思っている。ミニマリストになって気づけた大事なことを、その後も大事にし続けられるなら、モノをもう一度増やしたっていいのだから。
不要なものを減らすことで、過去や未来に束縛されない生活が手に入ります。
今を大切にし、感謝の気持ちを持つことで幸せを実感できます。
いろいろなモノから解放されると
好きなことに集中できるようになり、自分を変えられるのです。
ぼくたちに、もうモノは必要ないを読むことで
私もモノに縛られない生活に、チャレンジしたくなりました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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