砂糖などの甘味料は毒物です。糖尿病、肥満、心臓病、がんを引き起こします。1人当たり消費量は現在、年68キロ以上に達します。糖類の過剰摂取で多くの人が死んでいます。コカインやヘロインなど危険な薬物の服用で死ぬ人を上回るほどです。糖類について「がん細胞増殖キャンディー」と表現する研究報告書もあります。この表現は本質を突いています。糖類は老化を促進し、体内に炎症を起こします。糖類の消費量を減らせば、がんのリスクも減らせるというのは今や否定できない事実です。(トム・ラス)
書籍座らない!: 成果を出し続ける人の健康習慣(トム・ラス著)には
砂糖の過剰摂取の弊害が書かれています。
恐ろしいことに砂糖は、実は毒物で、多くの病の原因になっているのです。
逆に言えば、糖類の過剰摂取に気をつければ、病気を防ぐことができるのです。
私たちは、コーヒーや料理に使う砂糖だけでなく
スーパーやコンビニで売られている飲料やお菓子の成分もチェックしなければなりません。
スポーツドリンクの糖分のデータをチェックすると驚きます。
一般的なスポーツ飲料に含まれる糖分を調べると
ペットボトル1本あたりの含有量が、なんと20~30gになるというのです。
この数字は、角砂糖なら8個分の糖分に匹敵します!
(引用元 最適はコレ!スポーツの水分補給飲料を大調査 )
一日あたりの女性の砂糖の摂取量は25gが適量ですから
これを一本飲むだけで、一日の摂取量をオーバーしてしまうのです。(男性は38g)
男性が好きなエナジードリンクには500mlで
13個の角砂糖が入っているという情報もあります。(引用元 BUZZUP)
普通の感覚であれば、コーヒー1杯に8個の角砂糖は入れません。
コーヒーのように自分で砂糖を入れる場合は、砂糖をコントロールできますが
スポーツドリンクやエナジードリンクの糖分を
多くの日本人はいちいち気にしません。
こういった飲料のデータは、実は意識しないとたいへんなことになります。
危険性を知らぬ間に摂取することで、いつの間にか病気になってしまいます。
砂糖を習慣化することで、私たちは砂糖中毒に陥り
糖尿病のへ道をひた走ることになるのです。
自分の子供たちを病気にしたくなければ
スポーツドリンクではなく、水や日本茶を飲ませるのが、正解なのでしょう。
トム・ラスは、砂糖の取り過ぎにによって、老いも加速させると警鐘を鳴らしています。
「がん細胞増殖キャンディー」と呼ばれている砂糖を、消費しないことも選択肢の一つなのです。
実際、果物や野菜を食べるだけで、一日に必要な糖類は賄えると言います。
糖類の消費が増えるほど、体内の炎症がひどくなります。結果として老いが加速します。外見だけでなく体内も老いるのです。果物や野菜をそのまま食べるだけで、必要十分な糖類を摂取できます。つまり糖類無添加でいいのです。
私たちは無理して、ジュースやスポーツドリンクを飲まなくても良いのです。
糖類や人工甘味料を減らせば、2週間もすれば体に変化が見られます。
砂糖がなければ生きていけないマイルドドラッグ中毒にならないためにも
一度、自分の食生活を見直して
食べないものリストをつくるのが良いかもしれません。
(ときどのご褒美は仕方ないにしても、日常の砂糖は減らしたいものです。)
精製された砂糖や加工食品は、体には有害なはずですが
大手メディアは広告主を慮り、そういった情報を積極的に報道しません。
著者のトム・ラスは、人間行動科学の専門家ですが
その彼が、健康になるためのメッソドを教える中で
砂糖の弊害について、ページを割いていることからも
砂糖の危険性を理解できるはずです。
自分の体を守るためには、食品の成分表示をしっかりと見て
砂糖や人工甘味料をできるだけ避けることが、健康のためには肝心なのです。
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