「人生であと何回、食事ができるだろう?」と数えると、一食一食が貴重なものだとわかる。「人生であと何回、旅ができるんだろう?」と考えると、常に限られた機会だと実感する。(本田直之)
50歳を過ぎたあたりから、自分の体を大切にするようになりました。
特に、今年になってからは食事の改善を徹底的に行うことで、健康体を取り戻しました。
1日一食の和食中心の食事を基本に、グルテンフリーを心がけています。
以前はラーメンやパスタなどの単品メニューを好んで食べていましたが
今は、サラダなどの野菜、ナッツ、メインの食事を楽しむようにしています。
食事の回数を1日1回に減らしたことと人生の残りの食事回数を意識したことで
ヘルシーかつおいしいメニューを選ぶようになりました。
朝はほんの少量の野菜とナッツを食べ、昼は食べずに抜いています。
1日1回の晩御飯が私の楽しみになったので、変な選択をしなくなりました。
奥さんの手料理を家で食べたり、馴染みのシェフや板前さんのお店に行く回数が増えました。
新しいお店にも行くときも、こじんまりとしたレストランや和食のお店を選んで
手作りの料理を食べるように努力しています。
最近では、化学調味料や添加物の多いメニューを食べると
涙が出るなど、体が変な反応をするようになりました。
こういうときに、自分の体がきれいになったことを実感します。
前向きに食事をし、前向きに買い物をした。何事も前向きに行動することが可能性を生む。(イチロー)
最近では、コンビニでの買い物をほとんどしなくなり
スーパーで食材を買うときも添加物のチェックを必ずするようになりました。
気をつけてパッケージを見ないと、不要な加工物を自分の体に溜め込むようになります。
日本では、自分が意識を変えないと、添加物だらけの食事を食べてしまうのです。
添加物だけでなく、白砂糖や油にも注意が必要です。
白砂糖を摂りすぎると、体内のカルシウムが少なくなり
虫歯や骨を弱める原因になります。
大量の砂糖を分解するためには、ビタビンB1が必要になります。
ビタビンBが不足すると欠乏症になり、疲労や頭痛を引き起こします。
試しにエナジードリンクやジュースの白砂糖の量をチェックしてみてください。
その量に驚き、飲む気が全くなくなります。
(白砂糖とジュースの話はこちらの記事を参考にしてください。)
白砂糖の摂りすぎが慢性化すると、糖尿病を引き起こしますから、本当に注意が必要です。
最近、話題になっているトランス脂肪酸にも気をつけましょう。
構造上プラスチックと似ているトランス脂肪酸は
アトピー性皮膚炎やうつ症状を引き起こすと言われています。
トランス脂肪酸はマーガリン、ファットスプレッド、ショートニングに含まれていますから
大量生産のケーキやファストフードの揚げ物などを食べるのは控えた方がよいでしょう。
ヨーロッパ各国では、トランス脂肪酸は「殺人脂肪」と呼ばれています。
このトランス脂肪酸が基準よりも多く含まれている場合は違法になるなど
トランス脂肪酸を排除することが欧米の常識になっています。
アメリカのニューヨーク市でもすべての調整食品からトランス脂肪酸を排除することを決めています。
しかし、海外でこれだけ騒がれているのに関わらず、日本では未だに何の規制もありません。
自分の体を守るためには、自ら注意を払わなければいけないのが日本の現状なのです。
食べてはいけないものをしっかりと見極め、食べない努力をする必要がああります。
イチローが言うように、前向きな食事をすることが、心と体の健康につながるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Apple Drops via photopin (license)
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