その清涼飲料水の白砂糖が、子供の健康を阻害する!

「食」という字は、「人」を「良く」すると書きます。

スクリーンショット 2015-12-05 11.56.33
現代社会の食生活は一見満ち足りていますが、落とし穴がたくさんあります。
昼夜を問わず24時間、コンビニやファストフード店が営業していますから
私たちは好きなものを、好きな時に、好きなだけ食べられます。
たまに食べるのであれば、問題は少ないかもしれませんが
加工食品を習慣化すると、体と心に影響を及ぼします。
最近では、偏った食生活の影響で、肥満やアレルギーが問題になっています。
それは私たち大人だけでなく、子供にも悪影響を与えていますから
見過ごすわけにはいかないのです。

管理栄養士の竹森美佐子氏のセミナーに家族が参加したのですが
配布された資料を読んでいて、現代の食生活の危険性を実感しました。
その中で特に印象的だったのが、「キレやすい子供の食生活」です。

1.清涼飲料水をガブ飲み。甘い菓子やスナック菓子が好き。
2.朝食抜き。
3.間食に菓子パンやインスタントラーメンを多食。晩御飯は食べないこともある。
4.肉類を好み、野菜は嫌い。 このような食生活では、カルシウムが不足。糖分の摂り過ぎは、ビタミンB1を消耗し、反射神経を鈍くする。カルシウムの不足で、イライラしたり精神が不安定になり凶暴になるという

バランスの悪い食生活や朝ごはん抜きが、切れやすい子供を作っていることがわかります。
また、糖分の過剰摂取が反射神経を鈍くしたり、カルシウム不足がイライラの原因になっています。

竹森氏は多くの加工食品や菓子パン、清涼飲料水に含まれている
「白砂糖」が問題だと警鐘を鳴らしています。
白砂糖は体内で素早く吸収され、血糖値を急激に上昇させ、インシュリンが大量放出されます。
これにより、血糖値の乱高下が起こり、低血糖症という現代病を生み出しているのです。
低血糖症は、頭痛や強度の疲労感、不眠を引き起こします。
また、落ち着きがなくなったり、集中力が欠如するなど
勉強やビジネスにもにも悪影響を及ぼすのです。

白砂糖は多くの食品に含まれていますが、ペットボトル飲料には特に注意が必要です。
水に含まれている糖分は吸収されやすく、血糖値を急上昇させるからです。
1日の白砂糖の許容量は10歳で10.5g(体重35kg)
30歳〜49歳(体重53kg)で26.5gなのですが
これを守るには、食生活をしっかりとコントロールしないといけません。
350mlあたりの清涼飲料水の砂糖の量を以下に記しますが
その含有量には本当に驚きます。
コカコーラ 38.5g、カルピスソーダ 30.8g、ポカリスエットには22.1gの砂糖が
含まれていますから、これだけで1日の許容量を超えています。
500mlのペットボトルでは、キリンレモン47.2g、紅茶花伝は54.0gとなっています。
これらの数字を見ていて、私の頭はクラクラしてきました。

それ以外にも白砂糖はカルシウムやビタミン類を奪うこともわかっています。
白砂糖を摂らないことが、子供だけでなく大人にも求められています。

私は、グルテンフリーなど食事をコントロールしていますから
清涼飲料水も菓子パンも摂取しませんが
このデータを見て子供達には、改めて注意を促しました。
ファミレスのドリンクバーでのジュースなど
外食にをする際には気をつけないと大変なことになります。

白砂糖の関連記事を書いていますので、こちらもお読みください。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

photo credit: via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
外食習慣化食事その他グルテンフリーグルメライフハック
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました