「髀肉の嘆」にならないように、散歩を習慣化しよう!

使ったところが強くなる。頭でもからだでも、その反対使わぬところは。(相田みつを)

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劉備玄徳が馬に乗らぬ生活を続けていた時に 自分の脚力の衰えを嘆きました。
髀肉の嘆」という言葉として有名ですが
戦争がなく平穏な日々が続いたために、内ももの肉が太ってしまい嘆いたという話です。
劉備玄徳ほどの勇者でも、鍛錬しなければ、身体がダメになるのです。

私たちのような一般人、それも年齢を重ねれば
使わないところはどんどん退化してしまいますから、気をつけなければなりません。 
逆に考えると、使えば、使うほど身体は強くなります。
実際に歩くだけでも、脚は鍛えられますから、習慣にすると良いでしょう。
私は昨年5月からダイエットを始め、日々ウォーキングを心がけていますが
確実に脚力が強くなっています!

駅では、基本エスカレーターを使わずに階段を活用していますが
以前は長い階段を登りきると心臓が少し息苦しくなったり、筋肉が痛くなったのですが
最近では、筋肉もつき、気持ち良く階段を登れるようになりました。
駅の階段を習慣化することで、身体を健康にできるようになったのです。
1日に10Kmから15km歩くことで、頭もすっきりするなど効果が出ています。

高かった中性脂肪やコレステロールの数値も
食事の改善やこのウォーキングの習慣化で半分以下に下がったので
そういった意味でも歩くことの価値を感じています。
このように歩くというシンプルな行動でも
一度続けたことをやめなければ、健康体を取り戻せます。

また、歩くことで脳も活性化できます。
多くの本に脳と足の関係が書かれていますが
散歩の効果を脳科学者も認めています。
実際、脳科学で有名な築山節氏は、朝と昼食の前後に計2万歩歩いているそうです。
散歩の効用はアイデア作りのためにも良いと築山氏は次のように言っています。

散歩中にアイデアが浮かんだという話をよく聞きますが、あれも場所を変えたことで新しい情報が五感から次々と飛び込み、それに対応しようとして思考が変化したためです。(築山節)

いろいろな場所を歩くことで、私たちは新しい情報を五感を使って受け取っています。
それに脳が対応し考えることから、アイデアが生まれてくるのです。
新しいクライアントを訪問する時には早めにその場所に行って、私は歩き周るようにしています。
本屋を覗いたり、街の景色を楽しみながら、いろいろな刺激を脳に与えるのです。
初対面のクライアントとの方とも、その街の話ができますから
名刺交換の後の話題にも困りません。

また、通勤中や移動中でも、一つ前の駅で降りて歩くようにしています。
ジムに行く時間を作りずらかったので
普段の生活でダイエットをしようと考え、歩く時間を増やすことにしたのです。
移動するときも早めに出かけられるように、時間をコントロールしています。
街の景色の変化やお店の移り変わりを見ながら
何がヒットするのかを考えることで、マーケティングセンスも養えます。
歩きながら思考することは、ぼけ防止にもつながる最高の健康法なのです。
このように、散歩を習慣化すると足だけでなく、脳も強化できますから
散歩を習慣化しましょう!

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

    

photo credit: Stroll via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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