恐怖を治し、自信を得るためには、次の二段階の手順をとるのである。①まず、恐怖を隔離する。それ以上恐怖を広げず、何を恐れているのかをはっきりさせることである。②それから行動を起こすこと。どんな恐怖にも、それに対する適当な行動がある。ただちに行動すること。ぐずぐずしているのは、恐怖を拡大し、誇張するだけだということを、よく覚えておくことだ。(ダビッド・J・シュワルツ)
ダビッド・J.シュワルツの大きく考えることの魔術―あなたには無限の可能性があるの中の
恐怖心の撃退法が、とても勉強になります。
恐怖を感じたら、その対処法を考え
それを見つけたら、ただただ行動すれば、恐怖心を失くせます。
顧客を失うという恐怖を感じているなら、今の倍働いて良い提案をしたり
試験に落ちそうだと思っているなら、悩むのをやめて、今すぐ勉強すればよいのです。
今すぐ心配するのををやめて、行動することで人生は楽しくなります。
また、記憶銀行の使い方を変えることで、恐怖心を撃退できます。
誰でもいろいろ不愉快なことや困ったことに出会うし、がっかりさせられるような情況に陥ったりする。けれども、成功する人としない人とでは、これらの情況に対する処理の仕方がまったくちがうのだ。成功できない人は、不愉快な出来事を心にしまっておく。そして、しまったまま心から解き放つことができないのだ。こうしていつも記憶には悪いスタートをきらせてしまうのである。それに対して、自信に満ち、成功するような人はそんなことはしない。彼らは、記憶銀行に積極的な考えを預金するのが得意なのだ。 思い出すのを拒否しさえすれば、不愉快なことを忘れ去るのは意外と簡単なことだ。あなたの記憶銀行から、積極的な考えだけを引き出し、そのほかのものは消してしまいなさい。そうすれば、あなたの自信は急角度で上昇するだろう。消極的で自虐的な思い出を拒否するならば、あなたは恐怖にうち勝つ大きな一歩を踏み出したことになるのだ。
いつもハッピーなことを思い出せるように、記憶銀行には良い思い出を預金するのです。
ポジティブな考えを脳に貯めて、それだけを引き出すようにするのです。
ネガティブな貯金をやめて、ポジティブな貯金を心がけましょう!
また、ダビッド・J・シュワルツは、自信をつけるために私たちができる5つの方法を
本書で紹介していますが、どれも日常でできるシンプルなものですから、早速取り入れましょう!
■前に座るように心がけること。
■じっと目を見つめる習慣をつけること。
■25パーセント速く歩くこと。
■すすんで話すこと。
■大きくほほえむこと。
前の席に座ったり、早歩きや微笑むことを習慣化することで
私たちはきもちをポジティブに変えられます。
何気ない行動を習慣化することで、私たちは自信を持てるようになるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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