天才が育つ理想の環境がなくても、夢は実現できるのか?

天才と私たち一般人の違いは、育つ環境にあります。子供の頃にどんな風に育てられたかが、その後の人生を決めているのです。(バーバラ・シェア&アニー・ゴットリーブ

スクリーンショット 2016-02-08 16.27.24
バーバラ・シェア&アニー・ゴットリーブ
書きだすことから始めよう
天才が育つ理想の環境が紹介されていました。
子供の才能を尊重して、好きなことをやらせるための環境を整えることが大事だと
バーバラとアニーの言葉から学べました。
今からでも遅くないと考え、自分の子供たちへの接し方を変えようと思いました。

天才が育つ理想の環境
■才能を尊重し、大切に伸ばしてくれる。

■なりたいものには何でもなれるし、そのなりたいものが何であっても変わらずに愛しているし、選択も尊重すると常に応援してもらえる。
■好きなことを見つけられるようサポートし、夢を実現する具体的な方法を教えてくれる。
■興味の対象が毎日のようにころころ変わっても、毎回まじめに聞いてもらえる。興味の対象をすべて試してみる機会が与えられる。
■物事が思い通りにいかないとき、文句や不平を言っても受けいれられる。そして、「いやならやめなさい」と叱るのではなく、理解を示してくれる。
■困った事態に陥っても、叱らずに助けてもらえる。
■小さな成功でも、両親をはじめ周囲の人々が心から喜んでくれる。

しかし、天才になれなかった大人でも、あきらめる必要はないのです。
たとえ、環境に恵まれなかったろしても、私たちはいくらでもやり直せるのです。
天才を育む、理想の環境を手に入れられなかったからと言って、親を怒るのはやめましょう。
そんな環境は、ほとんどの親が用意できなかったはずなのですから。
それよりも、大きな夢を見ることに時間を使いましょう。
著者の二人は夢さえあれば、いくつになっても、生まれ変われると言っています。

年齢も経歴も、現在の状況も関係ありません。今からでも、ほしいものをすべて手に入れて、理想の人生を送ることができるのです。そのための第一歩は、理想の環境を自分の周りにつくることです。それも、今すぐに。

人生は、子供時代で決まってしまうという考え方は間違いです。
自分を変える夢とあなたを応援してくれる仲間さえいれば、人生を変えられるのです。
何かを最後までやり遂げるためには、自分の意志と周りのサポートさえあれば、大丈夫なのです。
実は、外からの力がないと何も完成できないというのは、人間として自然なことなのです。

何かを最後までやり遂げるのに必要なのは、意志の強さではなく、しなければならない状況に自分を追いこむシステムです。簡単にいうと、まず目標を達成しやすいように小さく分割し、それぞれを「課題」として一度に欄つずつ片づけていく方法です。その際、誰かに「監督役」をやってもらい、怠けたくなったらはっぱをかけてもらうことになります

本書を読むと、書き出すことがいかに重要かが再認識できます。
自分のことを書き出すことで、自分の独自性に気づけます。
仲間に会って、自分の長所を書き出してもらうことで、自分に自信を持てるようになります。
これを繰り返すうちに、本当に自分のやりたいことが見つかるようになるのです。
紙に目標を書いて、期日を設けることで、今自分がやるべきタスクが見えてきます。

アイデアをフローチャートに書き出すと、点と点が繋がり始め、行動のイメージが広がります。
自分の夢を実現する方法が見つかったり、会うべき人がわかるようになります。
夢を書き出し、フローチャートで現在地と目標までの距離を確認しながら
次にやるべきことをイメージすることで、夢が身近なものになり、実現できるようになるのです。

本書には、サポーターの重要性も書かれています。
支え合う人がいなければ、夢はなかなか実現しないのです。
友人と二人でチームを組み、それぞれが自分の目標を達成することを共通の目標にするのです。
環境が天才を生み出すように、私たちにはサポーターという応援者が必要なのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

photo credit: Reviewing a Contract via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
習慣化書評生産性向上ライフハック幸せ
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました