つながる店を創る(坂口昌章著)からユニクロの現状を考える!

書評

「◯◯だから売れない」というのは言い訳です。売れない言い訳はいくらでも見つかります。大切なのは、売れない言い訳ではなく、どうすれば売れるかです。売れるということはどういうことか、それを考えて行動することです。(坂口昌章)

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つながる店を創る
(坂口昌章著)を読むと、商売の基本がわかります。
私たちは誰でもすぐに売れない理由を考えますが
ダメなところにフォーカスしていたら、ビジネスはうまくいくわけがありません。
まずは、売れると思うことから始めないと、成功するわけがありません。
自分の強みにフォーカスし、それを掘り起こすことが重要です。
プロダクトを良くする、どうやってお客様に買っていただくかなどの
マーケティング戦略を考えなければ、失敗してしまいます。
お客様は飽きやすくいつも変化していますから
1年前と同じままでは、企業の成長は止まってしまうのです。

小売業の基本は、天秤棒の先に商品の入った籠や箱を付け、町内を売り歩いた(ぼてふり)」です。このシステムは、とてもフレキシブル。販売する商品も、需要の変化に合わせ、自由に変えることができます。販売する場所も、人の集まる場所を見極めて、自分から出かけて行けばいい。小売業は昔から変化に対応した商売でした。その商売の基本を忘れて、変化に対応しないと売れなくなります。

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昨年11月からのユニクロの失速がとまりません。
純利益が半減するなど、客足が遠のいています。
当初は、暖冬の影響と言われていましたが、春になっても回復の兆しが見えません。
暖冬を理由にしたことが、より傷を深くしたようです。
勝ち組のユニクロも、売れない理由を探したことで
客離れを起こしてしまったのかもしれません。

ヒートテックなどのイノベーション、コラボTシャツ
リーゾナルなプライス、佐藤可士和氏のブランディングなど
いつも話題を提供してきたユニクロが失速しています。
値上げと新たなイノベーションがないなど、ユーザーの興味が離れています。
ユニクロが当たり前になり、もはや買いたいモノがなくなっている中での
度重なる値上げで、猛烈な客離れが起きています。

興味やワクワクがなくなれば、いくら人気店でも飽きられます。
どんなに強い会社でも、変化しなければいけないのです。
お客様への提案がなければ、一気にお客様がいなくなることを
今回のユニクロが証明したかのようです。
最近はユニクロに行ってもワクワクしません。
店員さんもみな元気がなさそうで、値下げ商品のPOPだけが目立っていました。
改めて、ユニクロはお客様に何を提供できるのかを考えたほうがよさそうです。
強みを明確にし、お客様志向に戻ることが、今のユニクロは必要だと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
    

 

photo credit: UNIQLO PHILLY LOVE FEST (12 of 12) via photopin (license)

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