唯一の違いは、働くときは働き、働いていないときは仕事についてまったく考えなかった、ということだ。私は今に集中していた。(デイヴィッド・ゲレス)
今日、集中を妨げるものがそこら中に蔓延しているとはいえ、うわの空で仕事をして許されるわけではない。集中力の持続なくして、仕事を効率的にこなすことはできないはずだ。私たちは自分に対しても雇用主に対しても、全力で仕事に取り組む義務がある。
マインドフル・ワーク―「瞑想の脳科学」があなたの働き方を変える
(デイヴィッド・ゲレス著)を読むと、瞑想によって集中力がアップすることがわかります。
今に集中することで、人生をワクワクなものに変えられるのです。
嫌なことが起こったら、深呼吸をしたり、瞑想することで気分をすぐに変えられます。
私は朝起きると大きな深呼吸をしながら、瞑想することを習慣にしています。
これで朝を気持ち良くスタートできます。
また、先日ご紹介した観察習慣によって、歩きながら町の実況中継をすることで
嫌なことを考える頻度を減らせました。
デイヴィッド・ゲレスの良いことも悪いことも
やがては消えていくという指摘を信じれば
くだらないことに悩むのが馬鹿らしくなります。
強い印象を残した経験も、浮かんだときと同様簡単に消えていく事実に気づくと、すべては永遠ではなく、もっとも強烈な経験でさえ、いつかは消え去るという深い理解に至る。
諸行無常的な思考で物事を捉えれば、強烈な体験も消し去れます。
このように思考を変えて、瞑想を日常化すれば
集中力が増し、自分の感情をコントロールできるようになります。
これでビジネスや家族に集中でき、幸せな時間を増やせます。
マインドフル・ワーク 「瞑想の脳科学」があなたの働き方を変える |
呼吸の感覚に集中した状態を数分間保てるようになると、やがては吸う息と吐く息による身体のわずかな揺らぎに数時間身を任せていることも可能になる。時間の止まったような感覚の中で、一呼吸ごとに集中のための筋肉が鍛えられていく。信じられないほどシンプルだが、この基礎的な練習は、心の配線を再接続してより安定させるための、もっとも優れた方法の一つだ。
本当に深呼吸を習慣化することで、集中力が増します。
嫌な気持ちを感じたら、深呼吸をしてそれを吐き出してしまうのです。
頭を空っぽにしようと考えると余計なことが頭に浮かびますが
そんなときには呼吸に集中しましょう。
呼吸に集中すると、雑念がわきにくくなり、高いリラックス効果を得られます。
空き時間に深呼吸を心がけるだけで、気分を良くできるのです。
嫌な体験は長持ちしないと考え、深呼吸を習慣化すると人生を楽しくできます。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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photo credit: The beauty of something small – Ter Apel – Groningen via photopin (license)
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