人見ルミ氏の「心を整えるマインドフルネス」の書評

マインドフル(心が注意深く穏やか)に生きるようになると、常に自分自身を冷静かつ客観的に見られるようになるため、他者に対してもやさしい気持ちでいられます。人は感情の生き物です。そのため、常に心の中にある感情の影響を受けています。イライラしているときは、行動や言葉にもそのイライラが反映し、他人に当たってしまってもめごとを起こしてしまったり、集中力が欠けて作業ミスをしてしまったり、さらにやり直さなくてはならなくなったことに一層イライラしたりします。(人見ルミ)

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PDFA習慣術
の徳本昌大です。
このブログでもマインドフルネスによって
人生を明るく、ハッピーなものできるという記事を何度か書いています。
Googleやマイクロソフトなどの優良企業も瞑想を企業活動の中に取り入れ成功しています。
そんな記事を書いていたところ、友人の大村信夫氏から書籍をご紹介ただきました。
人見ルミ氏心を整えるマインドフルネスという一冊なのですが
瞑想の効果がわかりやすく解説されていて
マインドフルネスを始めたい方にはお勧めできる内容でした。

特に、本書の冷静になるためのシベリア北鉄道(SBNRR)のメッソドが印象に残りました。
このアイデアは、チャディー・メン・タンサーチ・インサイド・ユアセルフでも
紹介されていましたが、本書のイラストのおかげで扁桃体の働きとともに復習できました。
脳の扁桃体は平常時は落ち着いていますが、怒りや不安を感じると
自動的に活発に動き始める習性があるやっかいものです。
Googleでは、感情的になることを扁桃体をハイジャックされたと表現します。
イライラを感じた時には、扁桃体をハイジャックされないように
シベリア北鉄道(SBNRR)にすぐに乗車しましょう!
ちなみにSBNRRはSiBerian North RailRoadの頭文字から生まれた造語です。

Stop(いったん思考や行動を停止する)のS
■Breathe(深く呼吸する)のB
■Notice(自分の心に注意を向ける)のN
Reflect(熟考する)のR
Respond(反応する、あるいは行動する)のR

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また本書で紹介されている、ハーバード大学のジル・ボルト・テイラー博士の
90秒ルールも感情のコントロールに効果がありそうです。

たとえば怒りの反応は、自発的に誘発されるプログラム。ひとたび怒りが誘発されると、脳から放出された化学物質がからだに満ち、生理的な反応が引き起こされます。最初の誘発から90秒以内に、怒りの化学的な成分は血液中からなくなり、自動的な反応は終わります。もし90秒が過ぎてもまだ怒りが続いているとしたら、それはその回路が機能し続けるようにわたしが選択したからです。(ジル・ボルト・テイラー)

90秒が怒りの時間だと覚えておくと
私たちは落ち着いて問題に対処できるようになります。
この90秒をやり過ごすことで、人間関係を良くできます。

また、本書にはこのブログのテーマである「今、ここ」についての記述もありました。

マインドフルネスを意識できるようになると、「今、ここ」に「自分という存在があること」を意識できるようになります。この「今、ここ」の積み重ねで人生は成り立っています。今、この一瞬一瞬を注意深く、丁寧に、真剣に生き続けることが、私たちの将来をつくっていくということに他なりません。(人見ルミ)

多くの人は「今ここ」ではなく「過去」や「見えない未来」に束縛されています。
取り戻せない過去のために時間を費やしても無駄だと私も思います。
答えの出ないことを繰り返し考えたり、悩み、後悔したり
まだ起きてもいない未来に勝手に不安を感じるのは、とてももったいないことです。
それより、人見氏が言うように、瞑想の力で「今、ここ」に集中しましょう!

本書には自律神経を整えるCDが付録でついています。
また、瞑想のやり方などがイラストでわかりやすく説明されているので
瞑想の入門書として、最適だと思います。
より詳しく知りたい人は、デイヴィッド・ゲレス著の
マインドフル・ワーク―「瞑想の脳科学」があなたの働き方を変える
チャディー・メン・タンサーチ・インサイド・ユアセルフなどがオススメです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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